結成:2018年11月/ 略称:廃炉金属ウォッチャーズ/ 内容:日鋼が請け負う可能性のある国の事業(廃炉金属の受け入れ)と福島PCB問題、PCBについて。
2023/11/13
2021/02/03
■【室蘭市長との対話:えんとーく】(2021.2.1)
2021年2月1日、廃炉金属ウォッチャーズは、
参加者は、市役所側7名(青山市長・関川経済部長・杉本生活
ウォッチャーズ6名(事務局5名+
♦北海道新聞
♦室蘭民報
♦読売新聞
▼広報むろらん2021年4月号
※広報むろらん2021年4月号に掲載されましたが、趣旨が伝わらない書き方をされています。大気汚染を測定する機器は6か所ありますが、放射性物質を測定する機器は1か所です。それを増やしてほしいと伝えました。しかも、椿さんの発言ではないです。
▼室蘭市のHPも同じでした。
https://www.city.muroran.lg.jp/main/org1400/entalk030201.html
2020/05/05
■【日鋼M&E訪問】(2020.4.20)新会社との引継ぎについて対話
2020年4月20日(月)10時より、<市民の会>は、日鋼(新社名:日本製鋼所M&E)と面談を行いました。
(当初は3月に行うつもりでしたが、日鋼の分社化と新型コロナウイルスの影響で、この時期までずれ込んでしまいました。)
参加者は、日鋼側2名(総務グループマネージャーの小林さんと、取締役・業務部長の三好さん)。
<市民の会>からは、共同代表の池、大倉と柳田が参加しました。
(今まで担当して下さっていた総務部長の中西さんは4月に東京へ転勤されていました)
面談では、新担当者との顔合わせと窓口継続、要望書などの引継ぎが行われたことを確認。
現状は以前と変わりなく、廃炉金属再利用事業の具体的な話はないとのことでした。
搬入時における情報公開については、前任者の中西さんが、口頭でではありますが、この事業について「黙ってやるということはしない」と述べていたことを伝えました。
また、伊達市議会および登別市議会において、情報公開を求める請願書が採択され、議会の後押しがあることを伝えました。
●伊達市議会の記事
●登別市議会の記事
特に、伊達市議会の北海道新聞の記事は、請願書の憲法との関わりや法的意味についても触れられていたので、コピーをお渡ししました。
「今は何もやっていない状態で、原発廃炉金属が来たらという仮定には答えられない」という日鋼さんの回答は前回と変わりませんでした。しかし、あらかじめ市民からの要望を知っておいて欲しいと、改めて伝えました。
2019/07/23
■【NHKの担当記者と会談】(2019,7,8)先日の報道について(ほっとニュース北海道(6月11日放送))
多くの方がNHKニュース「廃炉原発金属再利用の課題」を視聴して下さり、ご意見や疑問をお寄せいただきました。
私たちも、ニュース映像を何度も見るといろいろと疑問がわいてきました。
1回見ただけでは誤解したり、理解できないことがあるものです。
これを受け、このニュースを担当された種川記者と1時間あまり意見交換させていただきました。
「この放送に対する視聴者の反響」はどうだったか?と聞くと
・こういうことが北海道で行われていることを知らなかった。
・地元の人の不安はもっともだと思うので、情報開示はするべきだ。
・これからもこの件の報道を続けて欲しい。
という意見が多かったようです。
〈市民の会〉としても、「この問題を多くの人たちに知ってほしい」との思いからこの取材を受けましたので、
嬉しい意見です。
しかし、今回の放送では触れられなかった重要な事がいくつかあり、残念でもありましたが
広く道民に問題を知ってもらえたことや、種川記者が、この問題と廃炉金属ウォッチャーズに目を向けてくれたことに
感謝します。
廃炉金属の核ゴミ問題はまだ、日の目を見始めたばかり。
折しも、経産省による「クリアランス制度についてのパブコメ募集」もあり、
・「内部被曝の問題」
・「クリアランス制度の制度設計の問題」等
〈市民の会〉としての考えを種川記者に伝えました。
NHKにも今後の取材・報道に活かしてもらえたらと思います。
私たちも、ニュース映像を何度も見るといろいろと疑問がわいてきました。
1回見ただけでは誤解したり、理解できないことがあるものです。
これを受け、このニュースを担当された種川記者と1時間あまり意見交換させていただきました。
「この放送に対する視聴者の反響」はどうだったか?と聞くと
・こういうことが北海道で行われていることを知らなかった。
・地元の人の不安はもっともだと思うので、情報開示はするべきだ。
・これからもこの件の報道を続けて欲しい。
という意見が多かったようです。
〈市民の会〉としても、「この問題を多くの人たちに知ってほしい」との思いからこの取材を受けましたので、
嬉しい意見です。
しかし、今回の放送では触れられなかった重要な事がいくつかあり、残念でもありましたが
広く道民に問題を知ってもらえたことや、種川記者が、この問題と廃炉金属ウォッチャーズに目を向けてくれたことに
感謝します。
うまく伝えるにはどのようにしたらよいのか、考えています。
折しも、経産省による「クリアランス制度についてのパブコメ募集」もあり、
・「内部被曝の問題」
・「クリアランス制度の制度設計の問題」等
〈市民の会〉としての考えを種川記者に伝えました。
NHKにも今後の取材・報道に活かしてもらえたらと思います。
2019/03/28
■【市役所訪問】(2019,3,22)議員さんのアドバイスを受けて。
3月22日、<市民の会>として事務局メンバー5人が室蘭市役所を訪問し、(時間を作っていただきました)環境部4名と 経済部1名の方々と45分間ほど意見交換を行いました。
(というのは、私達が請願しようとした時に、ある議員さんに「請願よりまずは市役所(経済部)を尋ねたほうがよい」と言われたため。それと、日鋼さんが情報公開をする用意がある、と伝え聞いたのでそれを確認するため)
◆室蘭市役所の話
・原発廃炉金属再利用に関する市民側から市への問い合わせ窓口は、市民生活にかかわるという観点から、経済部ではなく環境部が担当することになった。
・<市民の会>からの陳情を受け、2/25に日鋼総務部長の中西氏とメールのやり取りを行った。陳情について日鋼に伝えた。日鋼は「現在のところ事業化は白紙の状態であるが、事業化が決まったら市役所に、何も知らせないわけにはいかないだろう」との返事をもらっている。
・日鋼に対し、情報のレベル(どのような事項についての情報公開がなされるのか)といった話はしていない。
・放射能測定となると、設備等お金がかかる。財源は厳しい。
◆市民の会からの意見
・日鋼の事業が現時点で白紙だから市役所として何もしないというのは困る。稼働しますと言われてからあわてるのではなく、あらかじめ想定して対策を立てておいてもらいたい。
・市役所としても知るべき情報内容をピックアップして、日鋼の事業計画の中に「市役所への情報公開」という項目を盛り込むことよう、あらかじめ日鋼に伝えるなど考えてほしい。
・放射能測定などには予算をとる必要があるでしょうから、早めの準備をお願いしたい。
・自民系会派の黒光議員から、大気汚染状況を測定するスポットが室蘭市内に6か所設置されている。そこに放射線量を測定する機器を設置する方法もあるとのお話しをいただいた。具体化に向けて検討してほしい。
◇市民の会の見解
・企業も自治体も、原発廃炉金属を受け入れるということは、住民の理解を得るために、
それなりのコストがかかることを覚悟しなければなりません。
・住民の不安は、「実験として行ったことをもって、安全だと言い切れるのか?」とい
う点にあります。60トンのみという限定された量の加工と、事業として継続的に何千何
万トンという膨大な量を扱う際の違い、を無視することはできません。
環境中に出る放射能の量は、実験の比ではない。原発廃炉金属の事業化は、環境や生態系に
影響がないと言い切ることはできないはずです。
以上が室蘭市役所との意見交換の概要です。
2019/03/24
■【日鋼訪問】(2019,3,12) ご挨拶 その他
3月12日、<市民の会>として事務局メンバー4人が日鋼を訪問し、総務部長の中西氏・ マネージャーの小林氏と、室蘭本社にて30分ほど面談を行いました 。終始穏やかな雰囲気で行われました。
今回の訪問は、「市民の会設立のご挨拶」という名目ですが、実は人事異動の前に、 <市民の会>と日鋼の唯一の接点である中西氏に会い、次につなげるためのステップを 踏んでおきたい という意図がありました。(異動になるかはわからない)また、「後日、<市民の会>から日鋼へ、要望書を手渡ししたいので受け取り願いたい 」と伝えることも目的でした。
中西氏からは、「要望が通るかどうかは別として、受け取りはします 」との返事をもらいました。要望書は、新年度つまり新人事になってから、GW前かその後くらいの提出を考え ています。以下、面談の概略をお伝えします。
実証実験後の原発廃炉金属再利用について、日鋼は「経産省の委託事業として 実証実験は行ったが、その後の事業化については、今は白紙の状態である 」ということでした。(水面下での動きはあるのでは?と思いますが・・・)
<市民の会>としては、
口頭でそのようなことを伝えましたら、「クリアランス金属の再利用事業は、放射能の 測定などにお金をかけると採算にのらなくなってしまう」とのことだったので、 「そう判断して、受け入れをやめることになれば、たいへんうれしいです」と返答しました。
日鋼は、あくまでも「クリアランスは安全」という前提であり、社会で(クリアラ ンスは安全という)認知が進めば、採算に乗る大型プロジェクトなどで事業化をし たい意向を持っています。
先のことを考えると、甘くないと思います。でも、頼もしい識者が次々と現れてきていることも事実です。私たちは、なんとかせねばの思いと、それを行動として外に投げかけながら、これからも一歩ずつ進んでいきます。 今後とも、よろしくお願いいたします。
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