結成:2018年11月/ 略称:廃炉金属ウォッチャーズ/ 内容:日鋼が請け負う可能性のある国の事業(廃炉金属の受け入れ)と福島PCB問題、PCBについて。
2024/07/08
2023/11/13
2022/11/08
■【クリアランス金属】(2022.11.7)久しぶりに日鋼さんを訪問し、申し入れ書を渡しました。
しばらく福島PCBばかりにかかってしまいましたし
日鋼さんの担当者も変わっているとのことでご挨拶と、引き続きお願いしたいことを
申し入れ書にしたため持参しました。
★確認できてよかったこと
・今後も市民との窓口連絡を維持していただくこと
・クリアランス金属の加工再利用は、実証実験以降やっていないことの確認
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2022 年 11 月 7 日
日鋼 M&E 株式会社 室蘭製作所
青木良徳 様
申し入れ書
経済産業省・資源エネルギー庁は、2022 年度(令和 4 年度)中に、クリアランス金属の
再利用先の拡大に向け、汎用性の高い資材をより利用価値の高い製品として再利用するため
の実証を行っていく、としています。
その一方で、クリアランス金属の取り扱いに関する留意事項として、「トレーサビリティ
の確保、分別管理、線量測定等安全性の確認、自治体・周辺エリアへの説明・理解」が重要
であることも指摘しています。 *下記資料 13 ページ
https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/genshiryoku/pdf/027_06_00.pdf
<原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会>は、地域の基幹産業でもある日鋼 M&E が
今後も地域住民との信頼関係を保ち共存共栄を続けていくために、以下のことを申し入れい
たします。
なお、クリアランス金属搬入処理計画が決まりました際は、速やかに「自治体並びに市民
への情報公開」をお願いいたします。ご存じの通り、登別市や伊達市では市議会にて
全会一致で「日鋼室蘭製作所の情報公開に関する請願」も通っております。
【申し入れ事項】
1. 室蘭に持ち込まれる原発廃炉金属の搬入処理情報をあらかじめ、できるだけ早
く公にすること。
2. 該当金属が、国の基準に合格したことを示す「確認証」を明示すること。
3. 該当金属について、搬入から製品にいたるまで及び納入先などの過程(トレー
サビリティ)を明らかにすること。
4. 該当金属に含まれる放射性物質について、放射能・放射線の測定データ公開を
行うこと。
5.放射能測定に関わる事項で、行政や市民団体から依頼された第三者機関による
要請があれば、サンプリング・測定に応じること。
6.原発廃炉金属の加工再利用事業に関し、市民との話し合い・問い合わせ等に応
じる窓口を設置すること。
以上
原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会
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2022/08/07
■微妙【福島PCB】(2022.8.7)8月1日の緊急申し入れ書の内容が反映された?
★8月1日の要望書と申し入れ書
https://hairokinzokuwatchers.blogspot.com/2022/08/pcb202281.html
★室蘭市のHP
http://www.city.muroran.lg.jp/main/org3300/hannnyuu.html
↓「今後のスケジュール」が加わっています。測定か所については、PDFになっていて
先日の円卓会議と同じ資料です。こちら→(第56回監視円卓会議資料(PDF:935KB))
排気口や測定か所はP.7です。↓
※排気口は青い丸全部。測定値は人力で順番に計測するため、リアルタイムでの公表ではなく、翌日になるだろうとのこと。(市役所環境課のお話)この図面が見づらいのでもう少し聞きたいことがあります。。。
★室蘭市胆振総合振興局(広域センター)にある正式な放射能測定器は離れていますがほぼリアルタイムなのでそちらも注目しています。↓
https://www.erms.nsr.go.jp/nra-ramis-webg/general/mapdisplaydoserate/initialize
~~~ここから転載~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
福島県対策地域内の高濃度PCB廃棄物の搬入について(8月5日変更)
福島県対策地域内の高濃度PCB廃棄物がJESCO北海道PCB処理事業所へ搬入されるため、北海道・室蘭市及び北海道PCB処理事業監視円卓会議委員は、搬入時の立ち会い・確認を行います。
8月5日追記
今般の東北地方での大雨に伴う土砂災害等による影響で、当初予定の工程での運搬が困難になったため、搬入日が変更となりました。
日時
- 令和4年8月9日(火曜日)9時~12時(予定)
- 令和4年8月11日(木曜日)9時~12時(予定)
会場
- JESCO北海道PCB処理事業所(室蘭市仲町14番7号)
- PCB処理情報センター(室蘭市御崎町1丁目9番地8)
主な内容
- 搬入前における空間線量率の測定
- 搬入時における搬入車両周辺の空間線量率の測定
- PCB廃棄物の受入検査・表面汚染密度の測定
一般傍聴
- 新型コロナウイルス感染症対策として、傍聴は事前登録制とします。
- 傍聴はPCB処理情報センターにおける映像配信により行います。
- 傍聴席は30席用意しています。定員を超えた場合は先着順となります。
- 傍聴をご希望のかたは、下記連絡先までお電話で申込みください。
- 【受付時間】平日8時45分から17時00分
- 【受付期間】令和4年8月8日(月曜日)17時まで
- 【受付期間】令和4年8月10日(水曜日)17時まで
傍聴要領
今後のスケジュール
処理対象高濃度PCB廃棄物
コンデンサー32台
安定器・PCB汚染物等1,515台
処理スケジュール
搬入日8月11日
処理開始日8月11日
最終搬出日8月29日
処理事業者
中間貯蔵・環境安全事業株式会社北海道PCB処理事業所
室蘭市仲町14番地
稼働状況
当初施設・増設施設ともに24時間休業日はなく稼働
北海道PCB処理事業所における測定箇所について
空間線量率等の測定結果について
環境省のホームページ(外部サイトへリンク)にて随時公開されるほか、PCB処理円卓会議だより等でも周知予定です。
お問い合わせ
生活環境部環境課環境係
住所:〒051-8511 室蘭市幸町1番2号
電話:0143-23-2225 ファクス:0143-22-7148
Eメール:kankyou@city.muroran.lg.jp
2021/12/23
■【重要】(2021.12.20)申し入れ▶「放射線被ばくを考える会」越谷市 温品惇一さま「放射能汚染された PCB 廃棄物の 北海道室蘭市への移動・処理に反対します」
放射線被ばくを考える会 温品惇一さま
申し入れ書PDFはこちら
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山口 壮・環境大臣 殿
鈴木直道・北海道知事 殿
青山 剛・室蘭市長 殿
放射能汚染された PCB 廃棄物の
北海道室蘭市への移動・処理に反対します
環境省は福島県高濃度汚染地域(「対策地域」)内の高濃度 PCB 廃棄物を北海道室蘭市 にある JESCO(中間貯蔵・環境安全事業(株))に搬入し、PCB を処理(「スライド」*8)したのち、放射性廃棄物(「処理後物」)を福島県に戻し、富岡町の最終処分場で処分(「動 画」*2 )する計画を進めています。 青山・室蘭市長は 12 月 10 日、室蘭市議会民生常任委員会で、突然、計画受け入れを発言したと伝えられています。
私たちは以下の理由からこの計画に反対し、計画を撤回するよう申し入れます。
第 1 に、放射能汚染を拡散させないため、汚染された物を移動させないのが原則です。 2011 年3月 11 日の東北沖大震災後、汚染された「災害廃棄物」を全国各地の焼却炉に運 んで処分し、各地に放射能汚染を広げてしまった過ちを再び繰り返すのでしょうか。
福島原発事故後 10 年以上も未処理だった「トラック 2 台分」(「結果」* 3 頁 1-4)の PCB 廃棄物容器等の放射能をわざわざ削り落として「4 ㏃/cm2 」にし(「スライド」*25)、室蘭市に運び、JESCO の作業員たち、室蘭市民を被ばくさせ、福島県富岡市に戻し てまた被ばくさせる、そんな必要があるとは思えません。「トラック 2 台分」の PCB 廃棄 物を厳重に保管管理すれば済むことではないでしょうか。
第 2 に、今回の計画は「放射性物質による影響がない廃棄物に限って処理をするもの」 (「結果」2 頁 1-1)で、「(4 ㏃/cm2 以下なら)放射性物質による影響を与えることなく安全に処理が可能です」というのが大前提です。しかし、放射能に安全な量はないので、 大前提が成り立ちません。
第 3 に、安全対策として「処理時においては、空間線量率及び排気中の放射能濃度の測定を行い、万一異常が確認された場合は速やかに処理を停止し、周辺住民に影響を及ぼすことのないよう迅速に対応します」(「結果」23 頁 5-2)としていますが、
①空間線量率 の変動幅を超えるほどの変化が生じるのは、福島原発事故のような大事故の場合であり、 空間線量率で安全性を証明することはできません。
②排気中の放射性物質測定の検出下限値は 1 ㏃/m3 とされています(「スライド」*21)が、検出限界が高すぎて、排気中に放射性物質が漏れても検出できません。検出下限値は環境省公定法で 0.15Bq/m3 、宮城県大崎市焼却炉では試験的に 0.002 Bq/m3 レベルの測定が行われています。 (「青木」*59 頁)。
以上 3 点に共通しているのは、環境省の放射線影響軽視です。「スライド*33」に書かれている「100mSv 以下の被ばくによる発がんリスクは極めて小さく、生活環境中の他の発がん要因の中に隠れてしまい、放射線が原因と認識されないことが国際的な認識となっています。」はその端的な表れであり、明らかにフェイクです。妊婦が腹部に 10mSv 程度被ばくすると胎児の白血病が増えることが 50 年以上も前に明らかにされており、X 腺撮影室の扉には必ず「妊娠している可能性のある方は申し出てください」と表示されています。
私たちは環境省が「放射能影響にしきい値はない」ことを確認し、今回の計画を撤回するよう申し入れます。
2021 年 12 月 20 日
放射線被ばくを学習する会
温品惇一
*「スライド」:「福島県対策地域内の高濃度 PCB 廃棄物の処理について」資料http://shiteihaiki.env.go.jp/initiatives_fukushima/waste_disposal/pdf/processing_02_fukushima_pcb.pdf
*「動画」: 第11回核ごみに関する政府(環境省)との会合 youtube
https://www.youtube.com/watch?v=iv3U97R_hq4
*「結果」:「福島県対策地域内の高濃度 PCB 廃棄物の処理方針 パブリックコメントの結果」http://shiteihaiki.env.go.jp/initiatives_fukushima/waste_disposal/pdf/processing_02_comment_result.pdf
*「青木」:「バグフィルター集塵率99.9%のウソをあばく」青木一政さん 資料
https://hairokinzokuwatchers.blogspot.com/2021/11/999.html
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2022年1月31日、北海道庁から回答がありました。
http://anti-hibaku.cocolog-
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2021/09/17
■【放射能汚染PCB】再申し入れ書提出 北海道新聞(2021.9.15)「PCBの処理巡り市長と意見交換を 室蘭の市民団体要望」