結成:2018年11月/ 略称:廃炉金属ウォッチャーズ/ 内容:日鋼が請け負う可能性のある国の事業(廃炉金属の受け入れ)と福島PCB問題、PCBについて。
2024/07/08
2024/06/23
■【西日本PCB】朝日新聞(24.6.21)「北海道室蘭、西日本の高濃度PCB廃棄物処理 条件付き受け入れ表明」
https://www.asahi.com/articles/ASS6P3CM9S6PIIPE00QM.html?iref=pc_photo_gallery_bottom
北海道室蘭、西日本の高濃度PCB廃棄物処理 条件付き受け入れ表明
2024/06/21
2024/06/17
■【西日本PCB】室蘭市HPより 記者会見記録 第2回市議会定例会提出予定議案について(PCBの部分)
https://www.city.muroran.lg.jp/main/org1400/kaiken060604.html
室蘭市 記者会見記録
1.第2回市議会定例会提出予定議案について
本日は、6月10日に開催を予定しております、市議会定例会にあたっての提出予定議案、最近の市の話題についてお話をさせていただきたいと思います。
国からの西日本の高度のPCB廃棄物の受入れ要請についてでございます。先日、環境省から国定政務官が来蘭をされまして、市議会、北海道庁と意見交換を実施したところであります。
昨年12月21日に要請を受けて以降、様々な機会、手法により市民の皆さんからご意見を伺ってまいりましたが、これまで大きな事故もなく安全に処理がなされてきたことで、安全性や透明性に関しての信頼は高いと感じております。一方で、過去に期限延長やエリア拡大があり、期限が延長されるのではないかといったような国に対する懸念による意見が多く見られまして、これらのご意見につきましては、私の方から国定政務官に昨日直接お伝えをさせていただいたところであります。
この度の受入要請の判断については、不安や懸念のある市民のご意見を受け止めつつも、本市が積極的に取り組んできた環境貢献の理念、JESCO北海道処理事業所でのこれまでの処理実績の安全性、事業スキームの合理性なども考えますと、受入れの妥当性はあると考えますが、これまでの受入条件の履行状況も重要な要素となってございます。
この点につきましては政務官からも、「処理事業の安全対策や公共施設の省エネ、環境学習施設整備等は実施したところでございます。施設有効活用の調査検討では、活用は難しいが、資源循環ビジネスの創出にしっかり取り組むなど、約束事項についても引き続き果たしていく」、といったような言葉もいただいたところでございます。
また、今回の要請は新たな要請として本市としても考えておりまして、仮に私ども室蘭市、北海道が受け入れるとなれば、当然ながら、新たな条件を示させていただくこととなりまして、それらに対してどのような対応をいただけるかも、今後の判断における材料となっております。
いずれにいたしましても、それを踏まえまして、最終的には市議会の議論も踏まえ、道と協議の上、判断をしてまいりたいと考えております。
2.質疑
(記者)
PCBの関連で、今の話にあった新たな条件はどのようなものを想定しているのか。また、5月末までにコンデンサーが約90台、安定器が約3トン、西日本エリアで発見されているというが、量について市長としての率直な受け止めは。
(市長)
最優先すべきは、市民の安全と環境保全を保障する適切な処理。情報の透明性、市民への対応などが重要。具体的なところは今の段階では固まっておらず、議会の論議も踏まえながら考えたい。PCBの量については、当初と比べると処理が進み、だいぶ少量になってきていると受け止めている。
(記者)
西日本のPCBの受け入れ判断について、議会との議論を踏まえて判断するというが、その議会との討論とは6月の議会で行われるということでいいのか。
(市長)
来週から定例議会が開会することから、そこで様々な議論をいただくということ。
(記者)
PCB受け入れの関係について、先ほど、受入れについての妥当性があるとの認識を市長は示したが、実際今後、議会との議論を経て正式に受け入れ可否を表明する時期はいつごろを想定しているのか。昨日の意見交換会の中で、出席議員が、議会としても要望書をまとめ提出したい、という話があった。こうした要望の公表の時期と受け入れ可否判断時期はリンクするのか。
(市長)
いたずらに判断を遅くすることはないが、議会論議を踏まえた上で、本市はもちろん、道庁とも相談した上で判断したい。議会の要望の関係については、どのようなスケジュール感、タイミングで、というところはまだ伺っていないが、政務官の話を市、市議会、北海道が一緒に受けたところであり、全然違う時期に判断を出すというのも違うと思っている。
(記者)
昨日市長から、「市民はわりと冷静に要請について受け止めている」という話があったが、ただ一方で環境省主催の2月の説明会、5月の市の地域説明会などの市民とのやり取りは、慎重論というか反対論というか、国に対する不信感が非常に目立つ結果だったように思う。市長が言う「冷静に受け止めている」という根拠、その背景はどこにあるのか。
(市長)
意見交換会や説明会の中では、厳しいやり取りがあった一方で、理解を示す声もあったと捉えている。それ以外の場面でも、関係する団体の方や、日常的に話す機会のある市民の方と、様々な場面でざっくばらんに話すことがあるが、例えば、PCB処理に室蘭の技術が認められているとの認識を示していただいたり、環境貢献はいいことじゃないか、あるいは、これまでも大きな事故なくリスクマネジメントをして十数年間やってきたのであり特に心配ない、というような意見を伺うこともある。いずれにしても、総合的な判断をした中で、まさにこの6月議会を中心として、どのように答えるのか、というところになると思う。
(記者)
条件面について、平成26年に示した中で、一つだけ、建物の有効活用が環境省側からすると厳しいという認識が示されたが、今回の新たな条件提示の場合は、その部分は削除して別個考えるということか。
(市長)
私も、平成26年当時の環境大臣に受入れ条件を付して回答をした場面を鮮明に覚えている。当時は、プラズマ溶融炉という極めて高い技術、クオリティの高い設備を有することから、高濃度PCB処理事業終了後も活用することで、様々な環境貢献ができるのではないかという考え方のもと、プラズマ溶融炉あるいは施設の活用について示させていただいた。
この間、環境省でも活用の可能性について様々な角度から検討していただいたが、その結果難しいという判断であり、それは私どもとしても理解している。ただ、今回も、高濃度PCB廃棄物処理事業が終わった後も、そこで培われてきた技術を地域の今後の産業にも、と環境省に話しており、昨日も話があったが、例えば、資源循環型産業の誘致などにつなげて、社会課題に我がまちとして引き続き貢献できるような産業振興、産業誘致を、というところを話させていただいている。
(記者)
JESCO北海道事業所が室蘭に立地されてから、どれくらいの財政支援を受けたと言えるのか。一般市民にはあまり見えないように思うが、どれくらいの国の予算が投入されたという捉え方が出来るのか。
(市長)
よくお尋ねいただくところだが、数値化が難しく明確にお答えできない部分。PCB処理事業を担ってきた中で大きかったのは、環境に対する市民意識の醸成が高まったところ。その背景には、例えば白鳥大橋のLED化のように、知らず知らずのうちに環境貢献につながっていて、それが今例えば白鳥大橋のライトアップのような観光資源にもつながっており、また環境科学館の整備についても、色々と予算をいただいている中で、箱ものにいくら入ったのか等を気にする方もいるが、私は、学びの場において、こどもたち、あるいは最近では大人の科学教室があるように、市民の環境に対する、あるいはものづくりに対する意識の醸成があることが、今後のまちづくりにつながると思っている。実際に雇用されている方も、二百数十名の方が十数年間おられ、なかなか、全てを数値化することは難しいが、ただ、果たしている役割はいろんな意味で大きいと感じている。
お問い合わせ
総務部広報課広報係
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2022/11/08
■【福島PCB】(2022.11)室蘭市議会だより 田村市議 市は「事業終了後の施設の有効活用策を検討中」とのこと
2022/09/30
■【福島PCB】【驚きの答弁】(2022.9.26)室蘭市決算委員会傍聴の記録
質問と答弁概要(意訳)
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◆田村のぶなり市議会議員によるPCB廃棄物に関する質問と答弁
Q1. PCB廃棄物処理事業推進経費の内訳について聞く
A1. 北川課長:福島県現地確認等旅費42万7,530円、役務費 新聞の広告料で48万9,060円、
田村:市長旅費により、R3年4月14日、
Q2. その際に市長は環境省と何を話し合ったのか。
A2. 北川:円卓会議や民生常任委員会でも「
Q3. わざわざ環境省まで行って、それを伝えるだけなら電話で十分。
A3. 北川:
Q4. 福島由来のPCB処理は平成31年3月に、
なぜ市民に対して議会に対してすぐに知らせなかったのか、
A4. 北川:その段階では、処理対象物の量などが確定しておらず、
Q5. 対象量が確定していなくとも、概略どれくらいあるか、
A5. 北川:放射性物質汚染対処特措法第13条第3項の規定は、
田村:計画変更ではないというが、
そして市民に対しては最後まで、
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続き
(全ての質問と答弁の書き起こしではなく、重要と思われるものをピックアップしました。y)
バグフィルターの取り扱いについて、
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Q6. この処理は、安心安全に行われたと言うが、
A6. 北川:放射性物質による影響が無いことが確認されたPCB廃棄物
処理期間中と処理後の空間線量率は、
搬入・
排ガスの放射能濃度は、すべての排出検出下限値未満であった。
作業従事者の個人線量計もすべて下限値以下。
適切に無害化処理が行われたと認識している。なお、
★Q7. 残されたものは何もないってねぇ、完全犯罪でもあるまいし、
A7. 北川:バグフィルターは設備の一部なので、
処理期間における大気中の放射能濃度は、
Q8. 叩き落とした灰を持ち帰ったと!? それですべて持ち帰ったというなら、
A8. 北川:処理対象物は、内部にPCB油が存在しているので、
田村:放射能まで無害化処理ができるのであれば、
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●無害化処理とはPCBの無害化であり、
●バグフィルターは施設内に残されていた。では、
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Q9. PCB処理は、監視円卓会議を開き、市民に広く公開の上、
★A9. 北川:福島県内の高濃度PCB廃棄物は、
★質問に答えてない!
Q10. 人体に影響がないと言いますが、「放射性物質汚染対処特措法」
A10. 北川:「放射性物質汚染対処特措法」には4Bq/cm2以下とい
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★ここからは「施設の有効活用」
Q12. 予定も約束も無かった原発事故由来の、
A12. 北川:平成26年4月に、処理完了予定時期の延長時における、
Q13. 化学反応器が中心の第一施設が作られるときに「PCB処理施設は
A13. 北川:第一・第二両施設を対象に、
Q14. 「施設の有効活用」について問題がもう一つある。室蘭市は、
A14. 佐野生活環境部長:事業終了後の「施設の有効活用」について、環
★これって結局、
Q15. PCB処理に特化した、
A15. 佐野:北九州の第一施設については、
★室蘭の地域住民はなぜ蚊帳の外なのですか!? 室蘭周辺住民にも解体すると約束してください!!
Q16. 有効活用について市民合意は取れていない。
A16. 佐野:このたびの対策地域内PCB受入にあたっては、放射性物質
Q17. PCB処理事業が終わった後、その施設を有効活用することは、「
A17. 佐野:先ほど答弁しましたが、
★全然違うことを答えている。
Q18. 福島処理の完了後、
A18. 小泉副市長:9月5日の処理最終日において、
Q19. 環境省がマスコミに答えるのと、副市長が答えるのとでは、
A19. 小泉:今のところさらに(PCB廃棄物が)
Q20:副市長はすでに逃げを打っている。PCB処理の期限も近
A20. 小泉:
Q21. 市民にしっかり説明すると言ったことはしっかり守ってもらいたい
A21. 小泉:国や北海道とも連携しながら、
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★決算委員会の傍聴記録はこれで終わりです。
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2021/12/10
■【放射能汚染PCB】(2021.12.10)青山室蘭市長受け入れの意思 NHKニュース
2 議案第21号 公の施設に係る指定管理者の指定の件(室蘭市地域交流センター)
3 報告事項 生活環境対策について
(1)福島県対策地域内高濃度PCB廃棄物の処理について
(2)第11次室蘭市交通安全計画(素案)について
(3)ごみ処理・リサイクル事業あり方検討に係る報告について
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福島PCB 緊急声明まとめ はこちら
https://hairokinzokuwatchers.blogspot.com/2021/11/pcb.html
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■【緊急事態】(2021.12.10)北海道新聞「福島PCB受け入れへ 室蘭市 きょうにも表明」
■突然表明された民生常任委員会(録画)0:21~
12月10日(金) | 民生常任委員会 |
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福島PCB 緊急声明まとめ はこちら
https://hairokinzokuwatchers.blogspot.com/2021/11/pcb.html
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2021/10/01
■【PCB】北海道新聞(2021.9.28)「室蘭のPCB処理2年延長 市長『25年度末以降認めぬ』国に早期完了求める方針」