2019/03/30

■【知事候補への質問状と回答】(2019,3,29)原発廃炉金属の再利用について、北海道知事候補への質問状と回答。(返答は石川氏のみ)

<市民の会>では、2019年329日に石川、鈴木両候補の選挙事務所に質問状を持参しました。
 選挙運動期間にあって、とてもお忙しい時期の質問提出となってしまいましたが、両事務所ともに できるだけ努力するとの返答をいただいています。
回答が届き次第、こちらに掲載いたします。また、無回答の場合はそのように掲載いたします。
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★2019年4月2日  石川ともひろ氏より回答が来ました。質問状の下に添付します。
鈴木氏からの返答はありませんでした。

                
                 <質問状>
<回答>
★石川氏

↑こちら原本ですが、なぜかうまく載せられませんでしたので、
下に、見やすくしたものを添付します。


■【入会のご案内】(賛同者・賛同団体・一般会員)

★一般会員名は非公表です。会費無料。
「ウォッチャーズ通信」を送らせていただくため、お名前と連絡先をご登録ください。
(連絡方法は メール、FAX、郵送が可能です。FAXは1回1枚に収まるようにします。長い場合はそのつど確認し、希望者のみへ。基本的に郵送は半年に1回まとめて送付の予定です。郵送料はかかりません。)

★ウォッチャーズ通信
2021.5時点で発行部数33部。バックナンバーご希望の方はメールにて
お伝えください。

活動にご理解のある皆様のご参加をお待ちしています。
数は力になります。
・連絡先 廃炉金属ウォッチャーズ事務局
saiensuki@frontier.hokudai.ac.jp

★賛同者・団体になってくださる方も上記へご一報ください。

2019/03/28

■【市役所訪問】(2019,3,22)議員さんのアドバイスを受けて。

322日、<市民の会>として事務局メンバー5人が室蘭市役所を訪問し、(時間を作っていただきました)環境4と 経済部1の方々と45分間ほど意見交換を行いました。
(というのは、私達が請願しようとした時に、ある議員さんに「請願よりまずは市役所(経済部)を尋ねたほうがよい」と言われたため。それと、日鋼さんが情報公開をする用意がある、と伝え聞いたのでそれを確認するため)

◆室蘭市役所の話
 ・原発廃炉金属再利用に関する市民側から市への問い合わせ窓口は、市民生活にかかわるという観点から、経済部ではなく環境部が担当することになった。
 ・<市民の会>からの陳情を受け、2/25に日鋼総務部長の中西氏とメールのやり取りを行った。陳情について日鋼に伝えた。日鋼は「現在のところ事業化は白紙の状態であるが、事業化が決まったら市役所に、何も知らせないわけにはいかないだろう」との返事をもらっている。 
 ・日鋼に対し、情報のレベル(どのような事項についての情報公開がなされるのか)といった話はしていない。
 ・放射能測定となると、設備等お金がかかる。財源は厳しい。

◆市民の会からの意見
日鋼の事業が現時点で白紙だから市役所として何もしないというのは困る。稼働しますと言われてからあわてるのではなく、あらかじめ想定して対策を立てておいてもらいたい。
・市役所としても知るべき情報内容をピックアップして、日鋼の事業計画の中に「市役所への情報公開」という項目を盛り込むことよう、あらかじめ日鋼に伝えるなど考えてほしい。
・放射能測定などには予算をとる必要があるでしょうから、早めの準備をお願いしたい。
・自民系会派の黒光議員から、大気汚染状況を測定するスポットが室蘭市内に6か所設置されている。そこに放射線量を測定する機器を設置する方法もあるとのお話しをいただいた。具体化に向けて検討してほしい。

◇市民の会の見解
・企業も自治体も、原発廃炉金属を受け入れるということは、住民の理解を得るために、
それなりのコストがかかることを覚悟しなければなりません。
・住民の不安は、「実験として行ったことをもって、安全だと言い切れるのか?」とい
う点にあります。60トンのみという限定された量の加工と、事業として継続的に何千何
万トンという膨大な量を扱う際の違い、を無視することはできません。
環境中に出る放射能の量は、実験の比ではない。原発廃炉金属の事業化は、環境や生態系に
影響がないと言い切ることはできないはずです。

以上が室蘭市役所との意見交換の概要です。



2019/03/24

■【日鋼訪問】(2019,3,12) ご挨拶 その他

312日、<市民の会>として事務局メンバー4人が日鋼を訪問し、総務部長の中西氏・マネージャーの小林氏と、室蘭本社にて30分ほど面談を行いまし終始穏やかな雰囲気で行われました。

今回の訪問は、「市民の会設立のご挨拶」という名目ですが、実は人事異動の前に、<市民の会>と日鋼の唯一の接点である中西氏に会い、次につなげるためのステップを踏んでおきたい という意図がありました。(異動になるかはわからない)また、「後日、<市民の会>から日鋼へ、要望書を手渡ししたいので受け取り願いたい」と伝えることも目的でした。

中西氏からは、要望が通るかどうかは別として、受け取りはします」との返事をもらいました。要望書は、新年度つまり新人事になってから、GW前かその後くらいの提出を考えています。以下、面談の概略をお伝えします。

実証実験後の原発廃炉金属再利用について、日鋼は「経産省の委託事業として実証実験は行ったが、その後の事業化については、今は白紙の状態である」ということでした。(水面下での動きはあるのでは?と思いますが・・・)

<市民の会>としては、日鋼が原発廃炉金属の再利用を引き受ける事業計画を完成してしまう前に、放射能に関する情報公開と市民との対話窓口設置。そして第三者機関を
含めたモニタリング・測定などを計画に組み込んでもらいたいと考えています。
口頭でそのようなことを伝えましたら、「クリアランス金属の再利用事業は、放射能の測定などにお金をかけると採算にのらなくなってしまうとのことだったので、「そう判断して、受け入れをやめることになれば、たいへんうれしいです」と返答しました。

日鋼は、あくまでも「クリアランスは安全」という前提であり、社会で(クリアランスは安全という)認知が進めば、採算に乗る大型プロジェクトなどで事業化をしたい意向を持っています

先のことを考えると、甘くないと思います。でも、頼もしい識者が次々と現れてきていることも事実です。私たちは、なんとかせねばの思いと、それを行動として外に投げかけながら、これからも一歩ずつ進んでいきます。今後とも、よろしくお願いいたします。




2019/03/12

■【クリアランス評価法の見直し?】(2019,3,13) 原子力規制委員会

!!お知らせ!!

明日午前の原子力規制委員会で(2019,3,13)
クリアランスの測定及び評価の方法の認可に係る内規の見直し方針について」が議題になっています。
規制庁としての案を示すそうです。



2019/03/03

■【ご寄付について】2018年度~随時更新

<ご寄付について>

■2018年度(2018.11~2019.3)
・2000円 札幌市 T様
・1000円 室蘭市 T様

■2019年度(2019.4~2020.3)
・3000円 登別市 O様(2020.2.13)

■2020年度(2020.4~2021.3)

■2021年度(2021.4~2022.3)
・1000円 登別市 M様
・1000円 室蘭市 H様
・ 500円 室蘭市 K様
・3000円 登別市 T様
・2000円 室蘭市 K様
・1000円 室蘭市 K様
・2000円 札幌市 H様
・23520円 放射線被ばくを学習する会様 2月22日zoom学習会にて 12名の方より(29400円のカンパがあり→20%はzoom費用)



2019/03/02

■【2019核ごみ政府会合】@東京 参加しました。(2019,2,14)

「ベクレルフリー北海道」さまの記事

当会に賛同をいただいております、「ベクレルフリー北海道」のマシオンさんに
お誘いをいただきまして、2019、2,14に「市民の会」メンバーが1人参加しました。

第8回 核ごみに関する政府との会合(2019,2,14)
主催:核ごみ問題研究会 協力:福島みずほ事務所
場所:参議院議員会館 B107会議室(地下1階)
(省庁・政府関係機関へ質問し、わかりやすい言葉で専門家にお答えいただくことが目的。)

ーーーここから「ベクレルフリー北海道」より関係箇所のみ転載。
    回答は「市民の会」の書き起こし。★は回答に対する「市民の会」のコメントーーー

お招きした関係省庁と団体】(敬称略)
(1)14:00~
環境省 環境再生・資源循環局廃棄物規制課 課長補佐 寺井徹
原子力規制委員会原子力規制庁
 原子力規制部検査グループ実用炉監視部門 係長 石井真一
 原子力規制部検査グループ核燃料施設等監視部門 池田千穂
経済産業省資源エネルギー庁 
 電力・ガス事業部 放射性廃棄物対策課 係長(企画) 村山 香
 電力・ガス事業部 放射性廃棄物対策課 課長補佐(工学博士) 江橋 健

お招きしたが、欠席された組織・企業
使用済燃料再処理機構 日本原燃
日本原子力発電株式会社
神戸製鋼所日本製鋼所
電気事業連合会

■記録動画(ユープラン)
 https://www.youtube.com/watch?v=-d6ga8xk0Gg

<会合次第>
14:00~14:10 主催者あいさつ及び、参加者の紹介
14:15~14:50 
1.放射性金属加工事業および製品の試験データ改ざん問題
環境省・経産省担当部署(原子力規制委員会)・神戸製鋼所日本製鋼所電気事業連合会
14:10~14:40 地域市民グループからの質問への回答
14:40~14:50 前回会合からの再質問項目への回答

 <質問と回答>
「原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会」(北海道・室蘭市)からの質問事項
(環境省・資源エネルギー庁電気事業連合会日本製鋼所・経済産業省へ)
◎日本製鋼所室蘭製作所による、《経済産業省委託「原子力発電所等金 属廃棄物利用技術開発」事業》に関連して 以下の通り質問しますので、お答えください。

1.原発廃炉金属の現地搬出から運搬・加工・加工物・製品搬出までの トレーサビリティの確保に関しどのように実施していくか説明をされたい。 いつでも誰でもトレーサビリティを調べられるよう情報公開するか。(→環境省)

A:(環境省廃棄物規制課)
 放射性物質に汚染されている度合いの低いものに関しては、クリアランス制度というものを国で設けている。事業者の方々に、どれぐらいの汚染のレベルなのかということを測ってもらい、その測り方も結果も規制課がちゃんと確認した上で、汚染されていないことを確認するシステムがある。
 その結果については、クリアランスを経たものといえども、トレーサビリティ、どこで、使われているのかを把握しておくことが大事だ。トレーサビリティ確保のために、環境省としては、情報をいただいて管理している。情報を把握して、どこでどのように使われているかを把握している。
※トレーサビリティ【traceability】履歴管理・追跡可能性
★どこが測っているのか、会社名・機関名を教えて欲しい。
★環境省は情報を把握しているというが、それは公開しているのか。一般人はどうやって
知ることができるのか。

2.(放射性物質に関する)「クリアランスレベルの見直し」について説明されたい。(→資源エネ庁・電事連
A:(資源エネルギー庁)
現時点では、見直しが検討されていると承知していない。
★よく言いますね。2018.10.11に見直し検討をやっています。(原子力規制委員会HPに記
録あり)
■原子力規制委員会のページ
https://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/other_meetings/20181011_01.html
■見直し検討の会議You Tube
https://www.youtube.com/watch?v=PXhMSaUcIBo
■見直し検討についてのpdf
http://www.nsr.go.jp/data/000249010.pdf#search='%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%AB+%E8%A6%8B%E7%9B%B4%E3%81%97'

3.日鋼室蘭製作所が行った実証実験において出たスラグは、現在どこにどのように処理 保管されているのか。また、スラグ(残渣[ざんさ]に含まれる放射性物質の測定値を明示していただきたい(→日鋼)
A:(資源エネルギー庁)
発生したスラグに関しては、クリアランス金属を使用する前の線量当量率と変わらぬ値で
あることがわかっているので、通常のスラグの処分方法と同様に処分していると承知して
いる。尚、スラグに関しても、スラグをためておく大きな容器にスラグポットというのが
あるらしいのだが、それに対する線量当量率(Sv/時)を、きちんと、クリアランス金属
を、調べる前と後で測って、値が変わらなかったということを確認している。
※【線量当量率】→単位時間当たりの放射線の量を人の受ける影響に数値化した物 《Sv/時》。
Sv(シーベルト)→放射線が「人間」に当たったときにどのくらいの影響があるのかを評価するための単位。
★結局、スラグがどこにどのように処理保管されているか、答えていません。
★スラグは、《Sv/時》の測定ではダメで、ベクレル測定が必要です。スラグに含まれる
核種が問題であり、ベクレル測定は必須。《Sv/時》測定は外部被曝に対しては有効かも
しれないが、私たちの心配は、呼吸や飲食物に紛れ込んで微量でも体内に取り込まれ、内
側から身体が被曝し続けることです。だから、ベクレル測定が必要なのです。

4.実証実験で作った容器は、現在どこにどのような形で保管されているのか。(→日鋼)
A:(経産省)
試験で試作した処分容器は、電力の専用船として現在建造中の低レベル放射性廃棄物の運
搬船のカウンターウェイトとして、採用されたと聞いている。

 5.今後の原発廃炉金属再利用の計画はどうなっているのか(→経産省)  
※報道によれば、今後は内容器以外の電力関連部材、例えば、鉄塔などへの再利用などを 考えるということだが、これは、民家の近くにも建てることになるのか。
また、どこの会社がどこに建てるのか。(→日鋼・電事連
A:(資源エネルギー庁)
クリアランス制度だが、こちらは、社会に定着するまでの間は、電気事業者は、クリアラ
ンス金属の再生加工品については、電気事業施設、発電所内施設、原子力関連施設での採
用の他にクリアランス制度の理解推進のための展示といった用途に限定していて、市場に
流通するということのないように対応していると認識している。そうした中で、電気事業
施設での再利用として、鉄塔への再利用というのも考えられるが、そのことが直ちに民家
の近くに鉄塔までも利用されるとは想定していない。

報道記事(2018,3,22日本経済新聞)
https://blog.goo.ne.jp/michan53972/e/fa03b333d85355f3889c0d228caa73a5

最後の事業報告会の日の報道。「鉄塔に使う」と書いてあって驚いた。
ーーー「市民の会」からの質問事項は以上。ーーー

追加の質問】(福島瑞穂議員より)
Q5について:
鉄塔が比較的民家の近くにある。鉄塔が田んぼの中にあったりとかしている。はじめのほ
うの答えは、電力会社の中とかいうことだったが、それ以外もありうるということだし、
電力会社の中といっても、そこで働いている労働者がいるので、若干危険ではないか。そ
の2点についてどうか。
A:(資源エネルギー庁)
クリアランス認可されたものを再利用するということなので、そこは、人体に影響ない、
ということを実証されているということだと思う。鉄塔ということももちろん考えられる
のだが、それが、みなさんの周りの、生活のすぐ近くにするということは、今のところは
想定していない。
★例えば、鉄塔だと年数が経つにつれサビが出て周りに落ちる可能性、あるいは、建て替
えの際スクラップ金属になると、それもトレーサビリティを確保されるのか、疑問です。

Q3について:
通常のスラグと同様にするというが、このスラグは一体どこにあるのか。測ったというが、私たちには全然わからない。情報が開示されない。市民にその情報公開をしてほしい。
A:(経産省)
線量当量率を測っているということに関しては、毎年、委託事業の報告書を、その中で、
測った内容と測った値、データ自体を公開している。室蘭では、時間の都合で、そういう
細かいところまで説明できなかったのではないかと理解している。線量当量率のデータは
公開している。
★上記「スラグ」の項目にも書いているが、スラグについて重要なのは、含まれている
核種とその量である。当量線量率の測定だけでは意味がない。
 また、スラグに人工放射性核種(プルトニウム、アメリシウム、ユーロビウム、ストロンチウム90など)が含まれている可能性がある以上、スラグの管理・処理について明らかにする必要がある。スラグポットが満杯になったら、その後はどこにどのように保管あるいは投棄しているのか?

Q4について:
おもりになっているというが、日鋼の資料では搬出されたと言っている。どこに搬出され
たのか。もともと、日鋼は、東海原発に返すと言っていた。ところが、場所を取る、まだ
使うと決まっていないものだから、塊にしてしまって次期運搬船のカウンターウエイトに
している、と言った。それは、今どこにあるのか。
A:(経産省)
カウンターウェイトは、今まさしく建造中の船であって、山口県下関の造船会社で作って
いるというので、そちらにあると聞いている。

その他のQ:
クリアランスは安全というが、次々来るとなると、たまって行く。心配なのは総量である。総量の規制は?
A:(経産省)回答なし

まとめ】(核ゴミ研究会マシオンさん)
職場に持ち帰ってください。
クリアランスだから大丈夫と言う。一昨々年の核ゴミ会合で、これに関する質問をした。
気密性の高い場所で加工事業や試験をしているのかと聞いたら、クリアランスレベルのも
のだから、そういうことは、労働者がそこにいたとしても1回1回測る必要はないのだと
おっしゃる。もちろん測るとはおっしゃったが、測ったデータに関しては、みなさんにお
知らせするようなこともないんです、と説明会で説明があった。
 さっき村山さん(資源エネルギー庁)がおっしゃったように、この、クリアランス制度
というものをもっと国民にわかりやすく理解してもらいたいと思うのであれば、国も事業
者も、もう少し住民が安心できるような情報公開の仕方をするべきと思う。私たちなんと
なく、環境省の皆さんも、クリアランスレベルは完全に安全なものだということの上に立っていらっしゃると思うが、2012年に突然、指定廃棄物とか、そのほかに偶然できてしまった人工的な原子力のゴミたちであって、低レベルと呼んでいたとしても、8000bqなどというものは、かつて、今まで、そんなに低いレベルのものであるとは認識されていなかったものたちなので、それについて、「慣れなさいとか、環境に出しても大丈夫とか、それを加工しても全然人体に影響ないですよ」と突然言われても、国民はやはり理解できない。もう少し、情報公開や、住民が理解できるためにどうしたらいいかということを、間に入っていただけるといいと思う。

ーーー以下  引き続き「ベクレルフリー北海道」より転載。(日鋼の事業に関わっている、神戸製鋼の件)ーーー

<回答待ちの質問内容>加筆訂正版  
2018年年2月8日 「第7回核ごみに関する政府との会合」から持ち越された質問内容
1.放射性金属加工事業および製品の試験データ改ざん問題
(関係省庁・機関:環境庁・経産省・神戸製鋼所日本製鋼所電気事業連合会へ)

Q1:昨年、神戸製鋼所の製品・材料でも検査データの不正があったことが発覚し、原子力施設への使用があったかどうかを調査する動きがあったと報じられている。この問題について説明されたい。
 回答Q1:過去に3件の事例報告はあったが、実用される前に止めることができた件や、放射性物質のデータ書き換えではなく、使用されている製品に安全上に問題はないとの報告がされた(北海道電力のケース)

Q2:原子力施設、金属加工事業との関連の有無について、会社(神戸製鋼所日本製鋼所)は関係省庁(経済産業省電気事業連合会・規制委員会)へはどのような報告をしたか?経産省電気事業連合会は、この問題について放射性金属廃棄物加工の事業主体(神戸製鋼所)からどのように報告され、どのように指導したか?)
回答Q2:事業者の報告2回 福島第2原発、日本原燃新型原子炉に使う予定だった。報告を速やかにするようにと伝えた。

Q3:このようなずさんな情報処理、現場の始末をする会社が、北海道内で放射性金属加工事業をしており、住民に対して「安全である」として説明を続けているが、一部、放射性トリチウムの説明なども、科学的な解釈では、十分とは言えないと、住民説明会で参加者から数度、指摘を受けている。会社(神戸製鋼所および、神戸製鋼所の製品)の信頼性が揺らいでいる中で、こうした事業を北海道内で継続されることに抵抗を覚える道民もいる。地域住民(室蘭市周辺住民)には、2018年6月28日に室蘭で開催された説明会の場でどのように説明したか?

 回答Q3:2018年3月22日の説明会 神戸製鋼所の報告内容は平成28,29年に一部修正した。
(強度の改ざん問題だったのに、製品を使用するのか? 使用される際には申請が出た際に規制庁は認めない? 日本原燃については問題の製品は使われなかった。)
ーーーここまで転載でした。---
■市民の会では、このような重要な機会があればできるだけ出かけていこうと考えています。今回は初期メンバー1人3000円ほどのカンパと自費でした。会費をいただいていないのですが、カンパは受付しております。m(_ _)m