2019/02/22

■【陳情書】(2019,2,20)初の陳情書を提出し、受理されました(新聞記事あり)

市民の会としては今議会に請願書を提出するべく急ぎ準備をしていたのですが、
急遽、事情により・・陳情書の提出となりました。
会員のみなさまへは事情について簡単にお知らせしました。

当日は、北海道新聞、室蘭民報の記者に来ていただき、
北海道新聞と室蘭民報webに掲載いただきました。
以下に転載します。
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■北海道新聞 2019、2,21(木)
廃炉金属再利用で情報公開求め陳情
室蘭市議会に市民団体
市民団体「廃炉金属の再利用を監視する市民の会」は20日、情報公開や放射性物質のモニタリング調査義務付けなどを求める陳情書を室蘭市議会に提出した。
陳情書では
①廃炉金属搬入時の情報公開と、問い合わせ窓口の設置
②放射性物質のモニタリング調査と第三者機関による同様の調査ー
を求めている。
同会の池弘美共同代表は「無用な心配を防ぐため測定と情報公開が必要不可欠」と話す。
 当初は市議会で採択されれば法的拘束力を持つ請願書での提出を目指していた。請願には仕儀の紹介が必要で、一度は紹介を引き受けた議員もいたが、直前に断られたという。
 廃炉金属を巡っては、日本製鋼所が2015年度から3ヵ年の国の実証実験に参加。
16年に東海原発から金属廃棄物60トンを室蘭に運び入れ、低レベル放射性廃棄物の処分容器を試作していた。その後、処理は行われていない。(田島工幸)

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■室蘭民報社web  2019/2/21 14:07
廃炉金属の情報開示求め陳情書
室蘭市議会に市民の会提出
原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会(池弘美、大倉幸子、椿曜子共同代表)は20日、「原子力発電所廃炉金属の加工再利用事業の情報開示に関する陳情書」を室蘭市議会に提出した。
 同会は廃炉金属を使って加工実験を行った日本製鋼所に、詳しい情報の公開や、問い合わせの窓口設置を求め、昨年11月に発足した。
 この日は共同代表3人が市役所を訪れ、佐賀孝志事務局長に陳情書を手渡した。「環境や健康への影響はないとの実験に関する事業報告があったが、不安は払拭(ふっしょく)されていない」として、情報公開などの対応をしてもらうよう企業への働き掛けを求めた。
 池共同代表は「市は地元企業と信頼関係を築いており、地域住民とつないでいただきたい」と話した。
(林帆南)
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数名の議員さんや関係者のみなさまに慌しくも
お時間をとっていただき、なんとか提出することができました。
ありがとうございます。

次の仕事も時間が迫っています。


2019/02/10

■【Change.org】に投稿しました。(2019.2,10)

Change.orgとは?
「変えたい」気持ちを形に・・・https://www.change.org/about
「世界中のどこにいてもキャンペーンを立ち上げ、賛同を集め、デシジョンメーカーに働きかけることができる」サイトです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
★以下のキャンペーンに賛同をお願いします!
・・・「原発で使用された金属の、再利用目的の加工実験が北海道(室蘭)で行われていた」ことをたくさんの人に知ってほしい。・・・
 http://chng.it/DscDNRRH
↑こちらをクリック
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知っていただくことに重点をおいています。ぜひ投票お願いします。
2019,2,10開始 100名を目指しています。
2019,9,27・・・54名。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーここからーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「原発廃炉金属が、北海道(室蘭)に運ばれてフィルターもなく加工」されたことをたくさんの人に知ってほしい。

ーーーーーーー以下はこの会発足の流れと、会の賛同者リストですーーーーーーーーー
2018年11月 《原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会》を発足しました。
(通称:廃炉金属ウォッチャーズ)
2018年3月、日本製鋼所・神戸製鋼所・電気事業連合会による、「原子力発電所等金属廃棄物利用技術開発」事業報告会において、日本製鋼所(以下、日鋼)は、
「 今後、原発廃炉金属(クリアランス金属と称しています)の再利用を進め、それに伴う情報提供等は、通常の金属スクラップと同様にする。」と、結論付けました。これは、
「今後、原発廃炉金属の加工事業を進め、それについての放射線計測や情報提供は一切しません。」ということに他なりません。
 福島第一原発の事故を受け、また、脱原発の世界の流れからも、今後、東海原発に次いで、廃炉になる原発は増えて行きます。すでに、女川原発も廃炉決定、また、高速増殖炉もんじゅの廃炉金属が室蘭に運ばれる可能性もあります。福島第一原発からの廃炉金属が室蘭に来るという事もあり得ることです。
(原子力規制庁は、本年10月11日にクリアランス制度の基準を見直すため、電気事業各社との意見交換会を開催しています。スピーディに廃炉を進める為に、従来の基準を緩めようという思惑が見て取れます。)
そして、これらの事が、地域住民には何も知らされないまま、進行する事になりかねません。
 日鋼の事業報告会の資料は、放射性物質及び周辺放射線量の測定値数値に心配な部分が多く、この事業がこのまま住民への納得のいく説明、周知がなく、国や企業の好きなように推進されるならば、市民の安全・安心が損なわれる可能性が大です。よって、私達は「情報の公開」と「事業の安全性」「透明性」を求めるために「原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会」(通称:廃炉金属ウォッチャーズ)を立ち上げました。

★胆振総合振興局のモニタリングポストを使用しているとのことで調べると、保健所の管轄で、職員はこの事業を知らず、計器の管理だけしているそうです。
データは「原子力規制委員会のページを見て下さい」とのこと。
測定箇所はこの1ヵ所のみ。(工場から1.5キロ。離れすぎではないかと思われる)

<経過>
2015/11/27・28     住民説明会(公開)
   2016/6/28     事業報告会(公開)
     7/7     原発廃炉金属60トン室蘭に搬入
           (非公開)加工・製作
   2017/2/16     試作品見学会
           (一般市民には非公開)
     6/28     事業報告会(公開)
   2018/3/22    事業報告会・最終(公開)

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投票してくださった方の声
●Y.Mさん
「基準値以下の放射性物質を含む金属」っていうけど、「基準値」って国の都合のいいように変更できるんだよね。ヤバいよね。
●H.Yさん
放射性物質の半減期、放射性物質の放出量が半分になるのは例えばプルトニウムなら2万年以上かかります。国やその忖度機関の嘘や欺瞞を許してはいけません。もっと国民が厳しい目で監視し抗議するべきです。
●O.Sさん
まず、知ることからです。これから、日本も、廃炉→核ゴミどうする? の時代に入ります。一地方の問題ではありません。避けて通るわけにはいかない。
●S.Tさん
国の”スソ切り制度”に反対!PRTR制度&特に、⇒ 『クリアランス制度』は、(絶対)断固反対!!(METI/経済産業省)へ
●T.Hさん
言語道断
●S.Eさん
いい加減にしろよ日本人(怒)
●M.I
沖縄のように、北海道も核のごみ捨て場として切り離される可能性も見えてきます。どうか知ってほしい。
●K.Y
原発はクリーンで安全で安価な発電だと自民党、電力会社が結託して宣伝してきましたが、全く逆で危険で高価な発電でした。廃炉には、作業員の方達の命の危険も伴い多額の資金と時間がかかり、放射性廃棄物の処理方法もありません。国民を騙し、電源喪失の危険性を国会で指摘されながら安倍自公政権は、それを全く無視して過酷事故まで起こし、その負担を全て国民に負わせ自分達は全く責任も負担も負いません。福島第一原発過酷事故によって多くの国民は被曝させられ、地元では今なお被曝が続いていると思います。廃炉原発の金属再利用「クリアランス制度」というバーゲンセールのような名前まで付けて、まだ、国民を被曝させようということですね。廃炉原発の金属再利用などあり得ないと思います。絶対反対です。
●M.E
北海道にはなるべく放射性物質を受け入れるべきではない。
クリアランスレベルというが、自然環境保持のため、北海道外で作られたあらゆる区分の放射性物質の持ち込みをすべきではない。

●K.K
原子力に関わる研究・開発・実験は全て(計画から実施を経て評価に至るまで)オープンに実行する必要があります さもないと「神話」から脱却できません
「神話」の危険性は 3.11 から学ぶべき最重要教訓でしょう(脱原発・原発推進を問わず)私は人の手に余る原発は(核兵器ともども)即時廃棄プロセスに着手すべきと考えています


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★こちら↑への賛同は広告効果があるだけなのですが、市民の会↓への「会員」登録をいただけると私たちの力になります。会費は無料でお名前も非公表ですので、どうかよろしくお願いします。(会のアドレス→saiensuki@frontier.hokudai.ac.jp)
お名前も出していい場合は「賛同者」となります。

・賛同者、会員数の最新情報
https://hairokinzokuwatchers.blogspot.com/2019/02/20192.html
・発足の経緯
https://hairokinzokuwatchers.blogspot.com/2019/02/blog-post.html
・発足記者会見(2019,2,7)
https://hairokinzokuwatchers.blogspot.com/2019/02/20190207.html

■【賛同者・会員】(2023.11)

■2023年11月現在の賛同者と会員数は、
賛同者・・・34名 
賛同団体・・・8件
会員・・・99名(会員名は非公表)
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合計・・・133名 8団体

★賛同者名(この会の趣旨に賛同の表明をいただいております。)(順不同、敬称略)
小久保 重孝(伊達市議会議員)、
吉野 英雄(伊達市議会議員)、
洞口 雅章(伊達市議会議員)、
佐藤匡則(伊達市議会議員)、
渡辺 勉(登別市議会議員)、 

佐々木 久美子(登別市議会議員)、
福島瑞穂(参議院議員)、
上田文雄(弁護士/元札幌市長) 、
西尾正道(北海道がんセンター 名誉院長)、
奥野恒久(龍谷大学教授)、
佐久間孝正(東京通信大学教授)、
大島堅一(龍谷大学教授)、
川原茂雄(札幌学院大学人文学部教授/戦争させない市民の風・北海道 共同代表)、
木下黄太(ジャーナリスト)、
まさのあつこ(ジャーナリスト) 、
富塚とも子(さっぽろ市民放射能測定所 はかーる・さっぽろ)、
マシオン・恵美香(ベクレルフリー北海道 代表 / 核ゴミ研究会)、
斉藤武一(岩内原発問題研究会 代表)、
瀬尾英幸(後志・原発とエネルギーを考える会)、
高野律雄(合同会社農場 たつかーむ)、
伊藤伸二(エコビレッジライフ体験塾 代表) 、
伴英幸(原子力資料情報室 共同代表)、
池島芙季子(ストップ・ザ・もんじゅ)、
木村洋子(ヨガ教室主宰)、
稲岡美奈子(地球救出アクション97)、
野村保子(大間とわたしたち・未来につながる会)、
松名隆(NPO法人ナチュラルトラストチコロナイ監事)、
河野益近(第一種放射線取扱主任者)、
吉田未奈(食愛カフェMina*Hana~皆花~オーナー)、

清末愛砂(室蘭工業大学大学院教授 憲法学)、

山本行雄(弁護士、放射能汚染防止法を制定する札幌市民の会)、

佐藤典子(「放射能汚染防止法」を制定する札幌市民の会 代表、

茅野恒秀(信州大学准教授)

猫塚義夫(北海道パレスチナ医療奉仕団 団長)


★賛同団体名
原発なしで暮らしたい市民の会、
いぶり女子会、
チームOK~原発避難と脱被ばくの会・札幌 、
憲法を守る室蘭地域ネット、
大間とわたしたち・未来につながる会
脱原発・自然エネルギーをすすめる苫小牧の会
「放射能汚染防止法」を制定する札幌市民の会
放射線被ばくを学習する会

2019/02/09

■【記者会見】(2019,02,07)廃炉金属の再利用を監視する市民の会・室蘭(新聞記事あり)

「原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会」の第一回 記者会見(記者レクチャー)が
2019年2月7日 11時~室蘭市役所内 記者クラブにて行われました。

ツイキャス中継を入れる予定でしたがいくつか手続き不足や行き違いがあり、共同代表3名の音声のみ録音での放送とさせていただきました。
こちらからどうぞ
https://twitcasting.tv/qzv00507/movie/524037600

北海道新聞、室蘭民報、毎日新聞、読売新聞、朝日新聞の5社来ていただきました。東京新聞の取材も受けています。

★北海道新聞と室蘭民報web版に掲載いただきました。下記に転載します。

市民の会のことを公表でき、趣旨も伝えられました。ありがとうございました。
気づきもあり、次のステップへのよい経験となりました。
そしてすぐ次の仕事が待っています。
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2019年(平成31年)2月8日(金曜日)北海道新聞 
廃炉金属再利用を監視
室蘭での実験受け 市民の会結成

廃炉原発の金属廃棄物を再利用する国の実証実験が日本製鋼所室蘭製作所で行われたことを受け、放射能の影響を懸念する西胆振の住民らが「監視する市民の会」をこのほど結成した。
7日に室蘭市内で記者会見し、日鋼が今後も再利用を行う場合は情報公表を徹底するよう求める考えを示した。
室蘭に拠点を置き、会員は西胆振や道内の45人。共同代表の椿曜子さんは「情報開示されなければ不安は解消されない」と話した。
国は、廃炉廃棄物のうち放射線量が基準値(クリアランスレベル)以下の金属の再利用を認めている。日鋼は経済産業省の委託を受け、2015年度から3ヵ年の実証実験に参加。日本原子力発電東海原発(茨城県東海村)から出た金属廃棄物60トンを室蘭に運び、低レベル放射性廃棄物の処分容器2個を試作した。
 18年3月、室蘭市内で日鋼など3社による報告会が開かれ、製造した容器や周囲の空気中から放射線量の異常値は確認されなかったとの調査結果が公表された。その後、室蘭で処理は行われていない。
 国が基準値以下の放射線量と認めた金属は、一般のスクラップと同様に扱うことができる。情報公開は義務づけられていないが、椿さんは「長い時間をかけて汚染されるのではないかと不安だ」、共同代表の大倉幸子さんは「廃炉金属処理が室蘭で行われたことはあまり知られていない。会員の輪を広げたい」とそれぞれ会見で訴えた。同会への問い合わせはsaiensuki@frontier.hokudai.ac.jpへ。(横山清貴)

写真:記者会見する椿さん(右)、大倉さん(左)ら「監視する市民の会」のメンバー。
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廃炉金属の再利用監視 2019/2/8 14:12 室蘭民報社 webより
市民の会発足、室蘭に事務局
原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会がこのほど、室蘭市に事務局を設置し発足した。国が一般廃棄物として扱えると定めるクリアランス金属を使った加工品の試作を行った日本製鋼所に対し、話し合いの窓口設置と情報公開を求めていく方針。
 同会は昨年11月、池弘美さん、大倉幸子さん、椿曜子さんを共同代表に道内の45人で発足。同社の室蘭製作所は2015年(平成27年)から3カ年で金属容器を試作し、事業は終了している。事業期間中、試作品や周囲で放射線量の異常値は検出されなかった。椿共同代表は「放射線量が基準値以下だったというが不安」とし、同事業の安全性や方向性を含め情報公開を求めるとともに、室蘭、登別、伊達の3市への請願などを目指す考え。
 事務局は室蘭市中央町3・5・7に置く。
問い合わせはファクス0143・22局6787番、
Eメール(saiensuki@frontier.hokudai.ac.jp)へ。
(粟島暁浩)
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2019/02/08

■【発足】(2018,11)廃炉金属ウォッチャーズ 発足しました!

2018年11月 《原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会》を発足しました。(通称:廃炉金属ウォッチャーズ)
2018年3月、日本製鋼所・神戸製鋼所・電気事業連合会による、「原子力発電所等金属廃棄物利用技術開発」事業報告会において、日本製鋼所(以下、日鋼)は、
「 今後、原発廃炉金属(クリアランス金属と称しています)の再利用を進め、それに伴う情報提供等は、通常の金属スクラップと同様にする。」と、結論付けました。これは、
「今後、原発廃炉金属の加工事業を進め、それについての放射線計測や情報提供は一切しません。」
ということに他なりません。 
 福島第一原発の事故を受け、また、脱原発の世界の流れからも、今後、東海原発に次いで、廃炉になる原発は増えて行きます。すでに、女川原発も廃炉決定、また、高速増殖炉もんじゅの廃炉金属が室蘭に運ばれる可能性もあります。福島第一原発からの廃炉金属が室蘭に来るという事もあり得ることです。
(原子力規制庁は、本年10月11日にクリアランス制度の基準を見直すため、電気事業各社との意見交換会を開催しています。スピーディに廃炉を進める為に、従来の基準を緩めようという思惑が見て取れます。)
そして、これらの事が、地域住民には何も知らされないまま、進行する事になりかねません。
 日鋼の事業報告会の資料は、放射性物質及び周辺放射線量の測定値数値に心配な部分が多く、この事業がこのまま住民への納得のいく説明、周知がなく、国や企業の好きなように推進されるならば、市民の安全・安心が損なわれる可能性が大です。よって、私達は「情報の公開」と「事業の安全性」「透明性」を求めるために「原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会」(通称:廃炉金属ウォッチャーズ)を立ち上げました。(5名からのスタートです)


★胆振総合振興局のモニタリングポストを使用しているとのことで調べると、保健所の管轄で、職員はこの事業を知らず、計器の管理だけしているそうです。データは「原子力規制委員会のページを見て下さい」とのこと。測定箇所はこの1ヵ所のみ。(加工場所から離れすぎではないでしょうか?)