2019/10/02

■【伊達市議会/請願書】(2019.9.30)情報公開などを求める請願書 伊達市議会 本会議で採択(新聞記事あり)

2019年930日、伊達市議会本会議にて、<市民の会>提出の請願書が全会一致で採択されました。
これにより、伊達市は原発廃炉金属に関する「情報公開・企業による窓口の継続的設置・搬入された金属にかかわる放射能測定」に向けて動くことになりました。

↓議会の動画が録画されています。
伊達市議会のHPより「関連リンク」→「9/30の動画」
  委員長報告6:409:373分弱)/採決19:5520:2530秒)

101日の北海道新聞胆振版と室蘭民報、室蘭民報WEBに、今回の記事が掲載されましたので転載します。

■北海道新聞 ↓   (2019.10.1)

<書き起こし>
原発廃炉金属の加工再利用
情報開示の請願採択
伊達市議会             (北海道新聞 2019.10.1)
【伊達】市誠会定例会は 30日、市民団体「原発廃炉 金属の再利用を監視する市 民の会」から提出されてい た、廃炉金属の加工再利用 事業の情報開示を求める請 願を全会一致で採択した。
請願は、
1.室蘭への廃炉金属搬入時に市民や周辺自治体に情報公開することや 問い合わせ窓口の設置 
2.放射性物質のモニタリング調査と第三者機関による検証
ーなどを求めている。
議会への請願は憲法16条 の請願権により国民に認められた権利。採択された講願は市長に送付され、議会から処理の経過や結果の報告を請求することができ、 議会、行政機関双方に実現への努力が要請され、一定の法的拘束力を持つ。

市民の会は室蘭市議会にも請願提出を目指したが、 陳情書の提出にとどまって いた。 傍聴席で審議を見守った同会の大倉幸子共同代表は

「この問題はあまり知られておらず、請願採択は大きな前進。 伊達市議会は 私たちの話をよく聞いてくれ、良識ある判断をしてくれた」と評価した。

廃炉金属について、日本製鋼所は国の実証実験に参加。 2016年に茨城県の東海原発から金属廃棄物60トンを室蘭製作所に搬入、低レベル放射性廃棄物の処分容器を試作した。

(和田年正)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■室蘭民報新聞記事 ↓   (2019.10.1)

■室蘭民報WEB↓           
補正予算など 議案10件可決
 伊達市議会       ©株式会社室蘭民報社
2019/10/1 09:49 (JST)         
第3回伊達市議会定例会 は9月30日、本会議を再開した。
2019年度一般会計補正予算など議案10件と18年度 (平成30年度) 各会 計決算など認定議案8件を 原案通り可決、または認定した。
室蘭での原子力発電 所廃炉金属の加工再利用事業の情報開示を求める市民団体
「原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会」からの請願を採択し、閉会した。
このほか林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求める意見書案など4件を原案通り可決した。 (奥村憲史)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【関連記事】 ●(2019.8.30)伊達市議会へ請願書を提出 https://hairokinzokuwatchers.blogspot.com/2019/09/2019830.html ●(2019.9.18)伊達市議会 産業民生委員会で採択 https://hairokinzokuwatchers.blogspot.com/2019/09/19918.html