https://www.tokyo-np.co.jp/article/219945
結成:2018年11月/ 略称:廃炉金属ウォッチャーズ/ 内容:日鋼が請け負う可能性のある国の事業(廃炉金属の受け入れ)と福島PCB問題、PCBについて。
更新履歴(日付が前後することがあります)
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- ■【除染土再利用】(2022.12.15)東京新聞「除染土再利用も「閣議決定頼み」でなし崩しに猛進…...
- ■【除染土再利用】(2022.12.6)NHK「福島の除染土 再生利用実証事業を埼玉 所沢でも計画 ...
- ■【除染土再利用】(2022.12.14)ニュース動画「所沢で除染土再利用試験 全市民対象の説明会要...
- ■【除染土再利用】(2022.12.10)東京新聞「原発事故の除染土「後始末が家の目の前で…」 新宿...
- ■【署名活動】(2022.12)除染土拡散に反対するネット署名
- ■【気になる】(2022.12.7)動画「原発の運転期間 「原則40年」ルール 緩めてしまっていいの!?」
- ■【除染土再利用】(2022.12.5)道新「除染土持ち出し再利用試験 福島県外で初 埼玉の環境省施...
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- ■【福島PCB】(2022)「パブコメ結果」福島県対策地域内の高濃度PCB廃棄物の処理方針に対する意...
- ■【福島PCB】(2022.11.26)登別市で講演会「室蘭市の福島PCB受け入れの経過まとめ」(講...
- ■【福島PCB】(2022.11.28)室蘭市へ再質問書提出(2022.12.27までに回答希望)
- ■【気になるニュース】日鋼室蘭不正(2022.11.14)「日本製鋼所 不正449件 一部98年から...
- ■【クリアランス金属】(2022.11.7)久しぶりに日鋼さんを訪問し、申し入れ書を渡しました。
- ■【福島PCB】(2022.11)室蘭市議会だより 田村市議 市は「事業終了後の施設の有効活用策を検...
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12月
(7)
2022/12/22
■【除染土再利用】(2022.12.15)東京新聞「除染土再利用も「閣議決定頼み」でなし崩しに猛進…特措法で想定されず、国会での議論もなし」
■【除染土再利用】(2022.12.6)NHK「福島の除染土 再生利用実証事業を埼玉 所沢でも計画 環境省」/ウォッチャーズコメントあり
福島の除染土 再生利用実証事業を埼玉 所沢でも計画 環境省
福島県内の除染で出た土を再生利用できるかどうか確かめる実証事業を、環境省は埼玉県所沢市で行う計画を明らかにしました。福島県外で実証事業が計画されるのは初めてです。
東京電力・福島第一原子力発電所の事故のあと、中間貯蔵施設に運び込まれた福島県内の除染で出た土を、国は放射性物質の濃度が基準を下回れば、公共工事などで再生利用する方針で、これまでに福島県内で盛り土への利用や、農地で野菜を試験的に栽培する実証事業が行われてきました。
この実証事業について、環境省は埼玉県所沢市にある国の施設「環境調査研修所」でも実施する計画を明らかにしました。
環境省によりますと、福島県外での実証事業の計画は初めてで、所内の芝生の広場に穴を掘って土を入れ芝生を養生する計画だということです。
環境省は今月16日に住民説明会を開く予定で、理解が得られれば年明けにも事業を開始したいとしています。
ほかにも実証事業を行う複数の場所を選定する方針で調整を進めているということです。
除染で出た土をめぐっては、2045年までに福島県外で最終処分することが法律で定められていますが、最終処分の見通しは立っていません。
所沢市「住民の理解得られることが大前提」
今回の発表を受けて所沢市は「除染土の再生利用は風評被害に苦しんでいる福島県だけでの問題ではなく、全国的に取り組まないといけない重要な課題だと認識している。できることは協力していきたいが、市民の安心安全を確保し、住民の理解が得られることが、実施の大前提だ」と話しています。
市によりますと、12月16日の住民説明会には、実証事業が行われる国の施設「環境調査研修所」の周辺の住民を対象としていて、すでに自治会に対して周知しているということです。
★ウォッチャーズの感想(12/5道新記事のコメントと重複部分もありますが)
原発事故の除染で出た放射能に汚染された土壌のバラマキが始まり
まずは、所沢。あと新宿御苑やつくば市の環境研でも。
「住民の理解が得られることが、実施の大前提だ」
同じことを環境省は話しています。単なる枕詞です。
室蘭で止められなかったことの影響は大きいです(涙)
所沢市民はどう動くか。そして、これは他人事ではないですね。
実証実験というのは、
住民説明会のチラシを見ると「弥生町および並木町2丁目3番地の人に限る」
怒りを覚えます。
室蘭市のJESCOでの処理問題は、
室蘭市の両隣にある登別市、
定員も50名先着順というのも酷いです。
90人は参加していました。
「除染土の再生利用」という発想は、311原子力惨禍を生み出し
東電・政府の汚染責任を免責し、
放射性物質は集中して管理するという鉄則を変えてはならない。
民の声新聞が詳しく報じています。
2022/12/15
2022/12/13
■【署名活動】(2022.12)除染土拡散に反対するネット署名
ネット署名のお願い~環境省が首都圏3か所に持込む計画
放射能汚染土の全国への拡散の第一歩!?
・・・・・・・・・・・・・・
原発事故で放射能汚染された土壌である「除染土」
*東京新聞記事が詳しい↓
https://www.tokyo-np.co.jp/
これを機に、
実際に、福島県の南相馬市と二本松市では市民の猛反対で、
廃炉金属ウォッチャーズ事務局は北海道なので、
キャンペーン · 放射能除染土を新宿御苑や所沢等に持込ませるな! 環境省「実証実験」に反対する署名 · Change.org
キャンペーン · 原発事故の汚染土を東京のオアシス新宿御苑に持ち込むのはやめて
また、首都圏在住の方もおられるかもしれませんので、
・・・・・・・・・・・・・
1.【除染土再利用実証試験反対緊急抗議行動】 12月16日(金)18時~ 所沢市並木3-3 環境調査研修所 (西武新宿線航空公園駅東口下車徒歩15分 防衛医科大学隣)
呼びかけ:「さよなら原発in所沢連絡会有志」「
2,環境省の除染土を持ち込む実証実験に反対!
12月21日(水) 17時45分集合 新宿御苑インフォメーションセンター 前
・・・・・・・・・・・・・・・・
・除染土再利用が復興支援になるのでしょうか?・・・
・原発事故を起こした東京電力の責任は? 全国に汚染土壌をバラ撒くことは、
・放射性物質は集中して管理するという鉄則を変えてはならない。
2022/12/07
■【気になる】(2022.12.7)動画「原発の運転期間 「原則40年」ルール 緩めてしまっていいの!?」
「原発の運転期間 「原則40年」ルール 緩めてしまっていいの!?」
原発運転期間の延長の問題点について、FoE Japanで動画をつくりました!8分26秒です。
「原発の運転期間 「原則40年」ルール 緩めてしまっていいの!?」
https://youtu.be/bL1B1QrdUSQ
・制度がどう変えられようとしているのか?
・老朽した原発がなぜ危険なのか?
-各機器の劣化 -設計のふるさ -中性子照射脆化のメカニズム
-井野博満さん(東京大学名誉教授、金属材料学専門)のインタビュー
・2012年当時の国会審議の模様(当時の環境大臣の細野豪志氏の国会答弁など)
ぜひご覧ください!
■【除染土再利用】(2022.12.5)道新「除染土持ち出し再利用試験 福島県外で初 埼玉の環境省施設」/ウォッチャーズコメントあり
https://www.hokkaido-np.co.jp/
12/05 19:20 更新
環境省が、
環境省は「実証試験の内容は、説明会後に公表する」として、
環境省は8月、福島県の中間貯蔵施設(大熊町、双葉町)
2022年度の実施を目指し、
福島県の除染土は45年までに県外に搬出して最終処分すると法律
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
比べると、募集範囲も狭いし人数制限も少ないですね。これでいいのでしょうか?
・・・・・・・・・・・・・・・
http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-693.html
「民の声新聞」が かなり詳しく報じています。
当日の説明会は、
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・2022/11/30
■【福島PCB】(2022.11.26)登別市で講演会「室蘭市の福島PCB受け入れの経過まとめ」(講師:watchers)
■【福島PCB】(2022.11.28)室蘭市へ再質問書提出(2022.12.27までに回答希望)
2022 年 11 月 28 日
再質問書
室蘭市長 青山 剛 様
原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会
共同代表 池弘美・大倉幸子・椿曜子
8 月 16 日、「福島県汚染廃棄物対策地域内の高濃度 PCB 廃棄物」が室蘭市にあ る JESCO 施設にて搬入・処理され、9 月 5 日に処理後物等が汚染対策地域に返送 されました。
<原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会>は、 9 月 5 日に青山剛室蘭市長 あてに要請書を提出し、9 月 26 日にその回答を受け取りました。 室蘭市の回答は、私たちの尋ねていることの意味を取り違えているのではないかと感じるもので した。不明点疑問点もあり、その解決のために 10 月 26 日の監視円卓会議も傍聴 しましたが、逆に新たな疑問が出てきました。
また、青山市長は、市民・地域住民に向けた説明と報告の会合を行わない意向であ ると受け取りました。 室蘭市には、責任をもって地域住民の窓口としての役割を果たしていただきたいと 思います。ここに再質問文書を提出いたしますので、よろしくご回答ください。 回答は、12 月 27 日をめどに、文書にてお願いします。無理であれば、状況に ついてお知らせいただくとともに、改めての期日指定の上、回答をお願いいたし ます。
【室環境第 2-134 号に対する再質問】
◆質問&回答 1. 私たちは「処理への影響」を心配したのではありません。そも そも、施設に着いたらすぐ処理するとは思っていません。処理への影響ではな く、近郊に大雨警報が出されていたのに、搬入物が大雨によって二次災害に巻き 込まれる可能性を考えなかったのですか。また、搬入に立ち会う職員・作業員や 監視円卓会議委員、傍聴の人たちが安全に現地へ行くことができるかどうか心配 しなかったのですか。ということです。
◆質問&回答 2. 昨年秋の説明会の後、環境省は処理延期を発表したにもかかわ らず、わずか 10 日後に室蘭市に受け入れを求め、数日後には室蘭市が受け入れを 決めました。円卓会議や市議会での議論を聴き、現地視察した有識者の報告を聴 いて、室蘭市のどういう部署の人が、どんな議論したのか? 私たちは「総合的 に検討した」過程を明らかにしてくださいと言っています。 また、10 月 26 日の円卓会議で、環境省は受け入れ先の自治体の長とは調整す るだけで協議しないと発言しました。なぜ室蘭市はこんな暴言をそのまま受け入 れたのでしょうか? なお、この回答で、「トラブルはなかった」と述べたことは、処理決定の過程に 関する質問への回答にはなりません。市長は「結果オーライだからいいじゃない か」と言うのでしょうか?
◆質問&回答 4. 「どう対処するのか」という質問の回答になっていません。回 答に「放射性物質による影響がないことが確認された高濃度 PCB 廃棄物以外は持 ち込まない」ことを確約したとあります。言葉通りに受け取れば、これから新た に出てきたらまた持ち込むかもしれないが、その時は認める、というふうに読め ます。市としてその時は受け入れないことを約束してください。 そもそも私たちは、国(環境省)が何の根拠もなくつくった「影響がない」と いう 4Bq/cm2や 8000Bq/kgの基準自体、はっきり危険だと考えています。市 長はなぜこの数値で安全だと思うのか、その根拠を示してください。
◆質問&回答 5. バグフィルター、オイルスクラバーのオイル、活性炭は持ち帰 っていません。環境省や JESCO はそれらの線量が低いことを言い訳にしています が、同様に線量が低いから問題ないと言ってきた他のモノは持ち帰ったこととの つじつまが合いません。すべて持ち帰ったというのは、間違いですね? 市長は 約束通りすべて持ち帰るよう要求すべきではないでしょうか? さらにバグフィルターについて質問します。 バグフィルターは汚れたら取り換えることが前提の消耗品であるにもかかわら ず、施設の一部であるとの屁理屈で交換しなかったことに驚きを禁じえません。 叩き落した煤塵は持ち帰ったとのことですが、フィルターに付着したまま残って いる分もあることは認めますか? また、このバグフィルターは、いつまで使用 する予定ですか? その処分は、どこでどのように行われますか?
◆質問&回答 6. 放射性物質は無害化処理できません。「適切に無害化処理が行 われた」というのは、PCB についてのみ言えることです。つまり、市長は放射性 物質の存在を考えていないということではありませんか?
【第 57 回監視円卓会議傍聴による質問】
1.9 月 26 日監視円卓会議「配布資料 2-1」8 ページ「増設施設における煤塵中 の放射能濃度」で、7/26 採取と 8/31 採取の濃度測定値が出されています。これ は、どこの測定会社が、どのような方法で計測したものですか? 測定機器名と ともに回答ください。
2. 処理後のモニタリングとして、今後、空間線量率・廃棄中の放射能濃度を測 定する予定との説明が監視円卓会議にてなされましたが、いつから測定を開始し いつごろまで続けますか? また、それをどのような方法で市民に周知・公表す るのかについてお知らせください。
3. PCB 処理稼働スケジュールについて 市民の中には、放射能付き PCB 処理の強行を受けて、詳しい稼働スケジュールを 知ることで暮らしを工夫し、少しでも自衛して生活したいと願った人たちがいま す。 そのため、<市民の会>は「詳しい稼働スケジュールの公表」を、8 月 1 日提出の「緊急申し入れ」にて、JESCO 北海道と室蘭市長に求めました。 ところが、回答は「8/16~9/5 まで、24 時間休日なく稼働」という大雑把なも のでした。これでは、市民が暮らしの中で自衛することを無駄だと言わんばかり です。
2021 年 11 月の環境省住民説明会資料のスライド 20 には、「全ての対象廃棄 物の処理に要する期間はコンデンサーで 2 日程度、安定器・PCB 汚染物で 1 日程 度の予定」と記載されています。この 3 日間を市民に知らせなかったのはなぜで すか? この 3 日間こそが、市民生活にとって肝要であったことは言うまでもあ りません。室蘭市は、JESCO の回答をそのまま市の HP に載せるのではなく、市 民の代弁者として JESCO 回答の不足を指摘し、必要な答を引き出すことが本来の 姿ではないでしょうか。
以 上
原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会
2022/11/08
■【クリアランス金属】(2022.11.7)久しぶりに日鋼さんを訪問し、申し入れ書を渡しました。
しばらく福島PCBばかりにかかってしまいましたし
日鋼さんの担当者も変わっているとのことでご挨拶と、引き続きお願いしたいことを
申し入れ書にしたため持参しました。
★確認できてよかったこと
・今後も市民との窓口連絡を維持していただくこと
・クリアランス金属の加工再利用は、実証実験以降やっていないことの確認
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2022 年 11 月 7 日
日鋼 M&E 株式会社 室蘭製作所
青木良徳 様
申し入れ書
経済産業省・資源エネルギー庁は、2022 年度(令和 4 年度)中に、クリアランス金属の
再利用先の拡大に向け、汎用性の高い資材をより利用価値の高い製品として再利用するため
の実証を行っていく、としています。
その一方で、クリアランス金属の取り扱いに関する留意事項として、「トレーサビリティ
の確保、分別管理、線量測定等安全性の確認、自治体・周辺エリアへの説明・理解」が重要
であることも指摘しています。 *下記資料 13 ページ
https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/genshiryoku/pdf/027_06_00.pdf
<原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会>は、地域の基幹産業でもある日鋼 M&E が
今後も地域住民との信頼関係を保ち共存共栄を続けていくために、以下のことを申し入れい
たします。
なお、クリアランス金属搬入処理計画が決まりました際は、速やかに「自治体並びに市民
への情報公開」をお願いいたします。ご存じの通り、登別市や伊達市では市議会にて
全会一致で「日鋼室蘭製作所の情報公開に関する請願」も通っております。
【申し入れ事項】
1. 室蘭に持ち込まれる原発廃炉金属の搬入処理情報をあらかじめ、できるだけ早
く公にすること。
2. 該当金属が、国の基準に合格したことを示す「確認証」を明示すること。
3. 該当金属について、搬入から製品にいたるまで及び納入先などの過程(トレー
サビリティ)を明らかにすること。
4. 該当金属に含まれる放射性物質について、放射能・放射線の測定データ公開を
行うこと。
5.放射能測定に関わる事項で、行政や市民団体から依頼された第三者機関による
要請があれば、サンプリング・測定に応じること。
6.原発廃炉金属の加工再利用事業に関し、市民との話し合い・問い合わせ等に応
じる窓口を設置すること。
以上
原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■【福島PCB】(2022.11)室蘭市議会だより 田村市議 市は「事業終了後の施設の有効活用策を検討中」とのこと