しばらく福島PCBばかりにかかってしまいましたし
日鋼さんの担当者も変わっているとのことでご挨拶と、引き続きお願いしたいことを
申し入れ書にしたため持参しました。
★確認できてよかったこと
・今後も市民との窓口連絡を維持していただくこと
・クリアランス金属の加工再利用は、実証実験以降やっていないことの確認
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2022 年 11 月 7 日
日鋼 M&E 株式会社 室蘭製作所
青木良徳 様
申し入れ書
経済産業省・資源エネルギー庁は、2022 年度(令和 4 年度)中に、クリアランス金属の
再利用先の拡大に向け、汎用性の高い資材をより利用価値の高い製品として再利用するため
の実証を行っていく、としています。
その一方で、クリアランス金属の取り扱いに関する留意事項として、「トレーサビリティ
の確保、分別管理、線量測定等安全性の確認、自治体・周辺エリアへの説明・理解」が重要
であることも指摘しています。 *下記資料 13 ページ
https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/genshiryoku/pdf/027_06_00.pdf
<原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会>は、地域の基幹産業でもある日鋼 M&E が
今後も地域住民との信頼関係を保ち共存共栄を続けていくために、以下のことを申し入れい
たします。
なお、クリアランス金属搬入処理計画が決まりました際は、速やかに「自治体並びに市民
への情報公開」をお願いいたします。ご存じの通り、登別市や伊達市では市議会にて
全会一致で「日鋼室蘭製作所の情報公開に関する請願」も通っております。
【申し入れ事項】
1. 室蘭に持ち込まれる原発廃炉金属の搬入処理情報をあらかじめ、できるだけ早
く公にすること。
2. 該当金属が、国の基準に合格したことを示す「確認証」を明示すること。
3. 該当金属について、搬入から製品にいたるまで及び納入先などの過程(トレー
サビリティ)を明らかにすること。
4. 該当金属に含まれる放射性物質について、放射能・放射線の測定データ公開を
行うこと。
5.放射能測定に関わる事項で、行政や市民団体から依頼された第三者機関による
要請があれば、サンプリング・測定に応じること。
6.原発廃炉金属の加工再利用事業に関し、市民との話し合い・問い合わせ等に応
じる窓口を設置すること。
以上
原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・