(2021.7.21の道新記事にも記載したウォッチャーズの見解です)
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感染症対策として、自席からの発言だけでなく、拍手まで(
結成:2018年11月/ 略称:廃炉金属ウォッチャーズ/ 内容:日鋼が請け負う可能性のある国の事業(廃炉金属の受け入れ)と福島PCB問題、PCBについて。
(2021.7.21の道新記事にも記載したウォッチャーズの見解です)
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感染症対策として、自席からの発言だけでなく、拍手まで(
「なぜ室蘭」「放射能の影響は」 福島PCB廃棄物処理で説明会:北海道新聞 どうしん電子版 / : 曳かれ者の小唄 / https://buff.ly/2W1jR8B
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/561384/
【室蘭、苫小牧】
東京電力福島第1原発周辺の汚染廃棄物 対策地域の高濃度ポリ塩化ビフェニール(PCB)廃棄物をめぐり、中間貯蔵・環境安全事業(JESCO)北海道PCB処理事業所(室蘭)が、PCB除去後の金属くずなどを室蘭市外に搬出して再処理する方針であることが29日、わかった。
国の方針通り本年度中に処理する場合、搬出先は苫小牧市内の産業廃棄物処理業者となる見通し。 室蘭から搬出する処理後の廃棄物は、低濃度のPCBを含み、専用施設で有害物質を除去して再処理する必要がある。
JESCO北海道事業所は本年度、苫小牧市内の産廃業者と契約し、処理済みの低濃度PCB廃棄物を搬入している。
同事業所の松本修所長は北海道新聞の取材に対し「福島と他の地域の廃棄物を分けて処理することは考えていない」と述 べ、本年度中は福島の対策地域で発生したPCB廃棄物を苫小牧へ運ぶ方向で調整していると明らかにした。
福島の対策地域からのPCB廃棄物について環境省は、付着した放射性物質の量などが安全基準を満たしていることを確認した上で、来年1月にも室蘭に持ち込むとしている。
室蘭でのPCB処理期間は、数日間の見通しという。福島からのPCB廃棄物の室蘭持ち込みをめぐっては、原発事故による放射性物質の影響を受けているとして、室蘭市内の市民団体などが反発している。
道によると、7月中にも 政府主催の住民説明会が開かれる。(高野裕美、中秋良太)
※中間貯蔵・環境安全事業株式会社=JESCO
▼北海道PCB処理事業所(室蘭)のページ
https://www.jesconet.co.jp/facility/hokkaido/index.html
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▼室蘭市HP(PCBのページ)
http://www.city.muroran.lg.jp/main/org3300/pcb_top.html以下の項目をクリックすると、直接目的のページへ進みます。
室蘭市が「環境省による放射能付き PCB に関する説明会」を
申込制とし、人数制限を設けることへ反対する声明
環境省の説明会を申込制にして、人数制限をすることに反対します。
コロナを理由にして、環境省や室蘭市の説明を聞きたい市民に門戸を閉ざすなどあってはならないことです。
また、意見を言いたい市民の話を聞かないことは、行政として許されません。
そもそも、青山室蘭市長も室蘭市環境部も、一貫して「環境省が説明するので説明会で聞いてほしい。詳しいことは室蘭市もわからない。」と言い続けていました。ところが、ここにきて「申込制で人数制限します」というのは、どう考えても納得できるものではありません。これは意見の封殺です。
室蘭市は自治体として、まずは自治体住民の利益や安全を守る立場に立たなければならないのであって、これが地方自治の肝心なところではないでしょうか。仮に、環境省が申込制で人数制限をすると言ったなら、室蘭市は市民の人権を守る主体として、「それはダメです。市民の声を納得するまで聞いてください。」と言わなければならないはずです。
感染リスクを回避するためというのであれば、説明会を、コロナが収まるまで延期するべきです。状況が落ち着いてから、たくさんの人の意見が聞けるような体制をとるべきでしょう。
また一方で、コロナ対策として国は、催事に際して定員の50%、上限 5000 人という基準を示しています。つまり、大きな会場を用意すれば、希望者は全員参加できるはずです。会場はどこもコロナによる利用控えでガラガラの状況にあります。コロナを理由にした申込制と人数制限は認めることはできません。
以上
2021年7月3日
原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会
共同代表 池弘美 大倉幸子 椿曜子