結成:2018年11月/ 略称:廃炉金属ウォッチャーズ/ 内容:日鋼が請け負う可能性のある国の事業(廃炉金属の受け入れ)と福島PCB問題、PCBについて。
更新履歴(日付が前後することがあります)
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- ■【放射能汚染PCB・市長へ質問書提出】NHK(2021.4.28)、北海道新聞(2021.4.29...
- ■【放射能汚染PCB・声明】福島汚染廃棄物管理区域からの「放射能つきPCB」受け入れ計画についての声...
- ■【放射能汚染PCB】北海道新聞(2021.4.25)「福島のPCB室蘭搬入ありき」特集記事
- ■【放射能汚染PCB】室蘭民報(2021.4.15)「不安解消へ国が説明を」青山室蘭市長ら環境省訪問
- ■【緊急】放射能つきPCB受け入れに反対する署名活動 1次締切5月末日(2021.4.20)
- ■【緊急】会員向け通信を拡散します【ウォッチャーズ通信NO.31】(2021.4.13)放射能つきP...
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4月
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2021/04/27
■【放射能汚染PCB・声明】福島汚染廃棄物管理区域からの「放射能つきPCB」受け入れ計画についての声明(新聞記事あり)
▼廃炉金属ウォッチャーズは、以下の声明を 2021.4.22に室蘭市の市長、全議員、経済部、環境課、報道あてに提出しました。
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2021 年 4 月 22日
福島汚染廃棄物管理区域からの「放射能つきPCB」 受け入れ計画についての声明
原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会
共同代表 池 弘美
共同代表 椿 曜子
共同代表 大倉幸子
環境省は、「福島原発事故によって『汚染廃棄物対策地域』に指定された福島県内市町村から出たPCB 廃棄物を、北海道室蘭市内にあるJESCO北海道事業所に搬入し、処理する」という計画を発表しました。
室蘭には、2016 年、ほとんどの住民が知らないうちに、東海廃炉原発由来の放射性物質が「クリアランス 金属の加工再利用実証実験」という名目で持ち込まれ、「今後は、事業としてこれを進める」という方針が、 当該企業から示されています。そんな中での、「PCB 処理に名を借りた放射能ゴミ」のさらなる持ち込み計画です。
総量規制もないまま、次々と放射性物質が室蘭に運び込まれることに、私たち地域住民は、大き な不安と疑問を持ちます。 また、PCB 処理について「平成17年11月7日に交わされた協定書」には「放射能に汚染されたものを処理すること」への言及は一切ありません。約束にない事業の受け入れを強いら れることに、住民としては全く納得できません。
この計画の背後には、「今後、室蘭が放射能汚染廃棄物を受け入れていく」という筋書きがあるのではないかと懸念します。放射能汚染されたPCBの受け入れにより、室蘭のJESCOは「放射性廃棄物の処理実績」を作る。その実績によって、JESCOは「放射能汚染廃棄物を扱った経験がある」と認定される。 そして、室蘭で、あるいは全国のJESCOで、放射能汚染廃棄物は処理されていく。
JESCOは福島において除染した土などの「中間貯蔵事業」も行っています。https://www.jesconet.co.jp/
中間貯蔵されている除染土は、セシウム137で10万Bq/kgを超えるものと決められています。クリアランス金属は、同100Bq/kg以下が基準なので、1000倍以上の濃さです。そして、2025年から2044年までに福島県外で最終処分を完了することになっています。
原子炉等規制法が及ばない施設に、総量規制もないまま受け入れることになり、まさに放射能にまみれた大地・海・水・大気が、室蘭・北海道・全国各地から、排出され続けることになりはしないかと懸念します。
室蘭への放射能ゴミ持ち込みは、北海道の沿岸地域に、次々、既成事実として放射能ゴミを搬入すると いうことに繋がります。やがては、道内全域への放射能ゴミばら撒きに道を開くものです。この計画受け入れは、昨今の幌延・寿都・神恵内の問題とも相まって、「放射能ゴミは受け入れ難い」とする北海道条例に違反し、これを形骸化することでもあります。
よって、 私たちは、室蘭市が放射能つき PCB を受け入れることに反対し、この計画の中止を求めます。
▼北海道新聞(2021.4.23)
2021/04/26
2021/04/20
■【緊急】放射能つきPCB受け入れに反対する署名活動 1次締切5月末日(2021.4.20)
PDFで貼ることができずすみません。メールをいただけましたらお送りできます。
2021/04/13
■【緊急】会員向け通信を拡散します【ウォッチャーズ通信NO.31】(2021.4.13)放射能つきPCBについて
<原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会>通信No31
放射能つきPCB・その先の懸念
会員および賛同者のみなさまへ(今回のみ不特定多数へ拡散)
環境省が、福島原発事故によって「(放射能)
今回の問題は、PCB処理ではなくて、「
この「放射能汚染PCBの受け入れ」は、それだけに限れば、
JESCOは福島において除染した土などの中間貯蔵事業も行って
PCBの次は何? https://www.jesconet.co.jp/
中間貯蔵されている除染土は、セシウム137で10万Bq/kg
原子炉等規制法が及ばない施設に総量
ですから、その引き金となる「放射能つきPCB廃棄物」
環境省もJESCOも「何も決まっていない」と言うでしょう。
この件、北海道新聞が熱心に追いかけてくれています。
PS. 室蘭周辺にお住いのみなさんには、
その際は、よろしくお願いいたします。
ウォッチャーズブログ https://hairokinzokuwatchers.
柳田E(メール担当) saiensuki@frontier.hokudai.ac.
(2021/04/13)
※PDFで貼れなくてすみません。メールをいただければ送付できます。