2019/02/09

■【記者会見】(2019,02,07)廃炉金属の再利用を監視する市民の会・室蘭(新聞記事あり)

「原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会」の第一回 記者会見(記者レクチャー)が
2019年2月7日 11時~室蘭市役所内 記者クラブにて行われました。

ツイキャス中継を入れる予定でしたがいくつか手続き不足や行き違いがあり、共同代表3名の音声のみ録音での放送とさせていただきました。
こちらからどうぞ
https://twitcasting.tv/qzv00507/movie/524037600

北海道新聞、室蘭民報、毎日新聞、読売新聞、朝日新聞の5社来ていただきました。東京新聞の取材も受けています。

★北海道新聞と室蘭民報web版に掲載いただきました。下記に転載します。

市民の会のことを公表でき、趣旨も伝えられました。ありがとうございました。
気づきもあり、次のステップへのよい経験となりました。
そしてすぐ次の仕事が待っています。
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2019年(平成31年)2月8日(金曜日)北海道新聞 
廃炉金属再利用を監視
室蘭での実験受け 市民の会結成

廃炉原発の金属廃棄物を再利用する国の実証実験が日本製鋼所室蘭製作所で行われたことを受け、放射能の影響を懸念する西胆振の住民らが「監視する市民の会」をこのほど結成した。
7日に室蘭市内で記者会見し、日鋼が今後も再利用を行う場合は情報公表を徹底するよう求める考えを示した。
室蘭に拠点を置き、会員は西胆振や道内の45人。共同代表の椿曜子さんは「情報開示されなければ不安は解消されない」と話した。
国は、廃炉廃棄物のうち放射線量が基準値(クリアランスレベル)以下の金属の再利用を認めている。日鋼は経済産業省の委託を受け、2015年度から3ヵ年の実証実験に参加。日本原子力発電東海原発(茨城県東海村)から出た金属廃棄物60トンを室蘭に運び、低レベル放射性廃棄物の処分容器2個を試作した。
 18年3月、室蘭市内で日鋼など3社による報告会が開かれ、製造した容器や周囲の空気中から放射線量の異常値は確認されなかったとの調査結果が公表された。その後、室蘭で処理は行われていない。
 国が基準値以下の放射線量と認めた金属は、一般のスクラップと同様に扱うことができる。情報公開は義務づけられていないが、椿さんは「長い時間をかけて汚染されるのではないかと不安だ」、共同代表の大倉幸子さんは「廃炉金属処理が室蘭で行われたことはあまり知られていない。会員の輪を広げたい」とそれぞれ会見で訴えた。同会への問い合わせはsaiensuki@frontier.hokudai.ac.jpへ。(横山清貴)

写真:記者会見する椿さん(右)、大倉さん(左)ら「監視する市民の会」のメンバー。
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廃炉金属の再利用監視 2019/2/8 14:12 室蘭民報社 webより
市民の会発足、室蘭に事務局
原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会がこのほど、室蘭市に事務局を設置し発足した。国が一般廃棄物として扱えると定めるクリアランス金属を使った加工品の試作を行った日本製鋼所に対し、話し合いの窓口設置と情報公開を求めていく方針。
 同会は昨年11月、池弘美さん、大倉幸子さん、椿曜子さんを共同代表に道内の45人で発足。同社の室蘭製作所は2015年(平成27年)から3カ年で金属容器を試作し、事業は終了している。事業期間中、試作品や周囲で放射線量の異常値は検出されなかった。椿共同代表は「放射線量が基準値以下だったというが不安」とし、同事業の安全性や方向性を含め情報公開を求めるとともに、室蘭、登別、伊達の3市への請願などを目指す考え。
 事務局は室蘭市中央町3・5・7に置く。
問い合わせはファクス0143・22局6787番、
Eメール(saiensuki@frontier.hokudai.ac.jp)へ。
(粟島暁浩)
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