2020/05/05

■【日鋼M&E訪問】(2020.4.20)新会社との引継ぎについて対話

2020年4月20日(月)10時より、<市民の会>は、日鋼(新社名:日本製鋼所M&E)と面談を行いました。
(当初は3月に行うつもりでしたが、日鋼の分社化と新型コロナウイルスの影響で、この時期までずれ込んでしまいました。)
参加者は、日鋼側2名(総務グループマネージャーの小林さんと、取締役・業務部長の三好さん)。
<市民の会>からは、共同代表の池、大倉と柳田が参加しました。
(今まで担当して下さっていた総務部長の中西さんは4月に東京へ転勤されていました)

面談では、新担当者との顔合わせと窓口継続、要望書などの引継ぎが行われたことを確認。
現状は以前と変わりなく、廃炉金属再利用事業の具体的な話はないとのことでした。
搬入時における情報公開については、前任者の中西さんが、口頭でではありますが、この事業について「黙ってやるということはしない」と述べていたことを伝えました。
また、伊達市議会および登別市議会において、情報公開を求める請願書が採択され、議会の後押しがあることを伝えました。
●伊達市議会の記事
●登別市議会の記事
特に、伊達市議会の北海道新聞の記事は、請願書の憲法との関わりや法的意味についても触れられていたので、コピーをお渡ししました。

今は何もやっていない状態で、原発廃炉金属が来たらという仮定には答えられない」という日鋼さんの回答は前回と変わりませんでした。しかし、あらかじめ市民からの要望を知っておいて欲しいと、改めて伝えました。

2020/04/04

■【登別市議会/請願書】(2020.3.25)本会議で採択

2020年3月25日、登別市議会本会議にて、<市民の会>提出の請願書が全会一致で採択されました。

登別市は原発廃炉金属に関して「情報公開と放射能測定」に向けて、動くことになりました。
本会議では、請願書を審議した「生活・福祉委員会」の千田委員長が報告を行いました。

■ネットに保存されています。(2番目)
■千田委員長 『内容や主旨が妥当であり、かつ実現の可能性があることから、全会一致で採択すべきものとしたほか、本請願を市長に送付するとともに、請願内容の処理の経過および結果の報告を求めることといたしました』。

この請願の内容は
1.現地搬出から運搬・加工・加工物・製品搬入までの詳細を 情報収集し、市民に公開すること。

 2.環境中に放出される放射性物質の 測定・モニタリングや、廃炉金属に含まれる放射性物質の核種ごとの測定・モニタリングについての情報収集を行い、そのデータの公開を行うこと。

 2点です。

<市民の会>は、これから、日鋼さんに対して公開してほしいデータを細かく要望していくことになりそうです。今後ともみなさまのお力添えを、よろしくお願いいたします。

▼【関連記事】
●(2020.2.20)登別市議会 議長へ請願書提出 新聞記事あり
https://hairokinzokuwatchers.blogspot.com/2020/03/2020316.html
●(2020.3.16)登別市議会 生活・福祉委員会 採択 新聞記事あり
https://hairokinzokuwatchers.blogspot.com/2020/03/2020316.html

2020/03/18

■【登別市議会/請願書】(2020.3.16)生活・福祉委員会にて採択(北海道新聞)



廃炉金属加工再利用情報開示の請願採択

登別市議会委

【登別】
市議会 生活・福祉委員会は16日、廃炉金属の加工再利用事業の情報開示を求める
市民団体の請願を採択することを決めた。
請願は2月17日、市民団体「原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会」が
工藤倶二雄議長に提出。廃炉金属に含まれる放射性物質の核種ごとの測定・モニタリングについて情報収集を行い、データを公開することなどを求めていた。
廃炉金属を巡っては、室蘭市の日本製鋼所が2015年度から3カ年の国の実証実験に参加。16年に茨城県の東海原発から金属廃棄物60トンを室蘭製作所に搬入、低レベル放射性廃棄物の処分容器を試作していた。同会はこれまで室蘭市議会に陳情書を提出し、伊達市議会では請願が採択されていた。(久保耕平)北海道新聞 2020.3.17

▼【関連記事】
●(2020.2.20)登別市議会 議長へ請願書提出 新聞記事あり

●(2020.3.25)登別市議会 本会議でも採択
https://hairokinzokuwatchers.blogspot.com/2020/04/blog-post.html