2019/05/10

■日鋼さんへ【要望書と質問書提出】(2019,5,9) (新聞記事あり)

日鋼さんに時間をとっていただき、以下の2つの書類を無事提出しました。
・原子力発電所廃炉金属の加工再利用に関する情報の開示についての要望
・経財産業省委託事業「原子力発電所等金属廃棄物利用技術開発」事業報告会
   報告会資料に関する質問

市民の会では行動をするとき、新聞社へ連絡をしています。
東京新聞さんと道新さんが来て下さいましたので 提出後 提出したものの内容について市民の会から説明をしました。

2019,5,10(金)の北海道新聞 朝刊 に掲載していただきましたので添付します。

★2019,6,13 日鋼より質問書の回答をいただきました。(非公開。会員に共有)


2019/04/25

■【チラシ】(2019,4,22) 400名に配布

★この件を知らない人のために、問題提起として配布しました。



2019/04/18

■【年表】日鋼による廃炉金属の加工実証実験と付随する行事

日鋼資料より
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201511/2728 住民説明会(公開)
20166/28    事業報告会(公開)
    7/7    原発廃炉金属室蘭に搬入(非公開)
    加工・製作
2017年 2/16   試作品見学会(一般市民には非公開)
    6/28   事業報告会(公開)
2018年 3/22   事業報告会・最終(公開)
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2019/04/12

■【室蘭市長選】市長候補2名に質問状提出(2019,4,11)→回答(4/13)

統一地方選後半戦に突入していますが、原発廃炉金属の再利用にかかわる日本製鋼所のある室蘭でも、市長選(市議会議員選も)が行われています。 
立候補者は、現職の青山剛氏VS元道議会議員(自民党)の川畑悟氏です。
<市民の会>では、両候補に「原発廃炉金属の再利用」について質問状を出し、回答を得ましたので添付いたします。y

<事務所情報>
・青山たけし氏
050-0074
室蘭市中島町2丁目18番11号中田商会ビル1F
tel0143-83-7201
fax0143-83-7207
・川畑悟氏
051ー0011
室蘭市中央町2-6
tel090-6445-3406

(2019,4,11質問状提出。4/13回答届く)
★青山たけし氏の回答
~文字起こし~
Q3.安全性の確認のためには、実証を踏まえ、同様の環境モニタリングを実施し、公開していくことが必要と考える.
Q4.大気環境における放射性物質のモニタリングについては、市内では道胆振総合振興局で実施されており、このデータにより把握していくことを基本と考える.
Q5.クリアランス制度による認定を受けた金属の再利用については、実証における安全確認はされていますが、国や事業者が中心となり、安全性の説明やこれを確認できるデータを公開することにより、市民に安心していただけるよう丁寧に進める必要があると考える.
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★川畑悟氏
~文字起こし~
Q2.企業というより経産省マター(案件)だと思います.
Q3.Q2と同じ
Q5.道庁ではずいじ計測している.その部分もふくめ、調査したい
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会員のみなさまへ、当会の見解を報告しました。
選挙の参考にしていただければと思います。

末筆ながら、お忙しい中、質問に回答くださいました青山・川畑両候補に、御礼申し上げます。


2019/03/30

■【知事候補への質問状と回答】(2019,3,29)原発廃炉金属の再利用について、北海道知事候補への質問状と回答。(返答は石川氏のみ)

<市民の会>では、2019年329日に石川、鈴木両候補の選挙事務所に質問状を持参しました。
 選挙運動期間にあって、とてもお忙しい時期の質問提出となってしまいましたが、両事務所ともに できるだけ努力するとの返答をいただいています。
回答が届き次第、こちらに掲載いたします。また、無回答の場合はそのように掲載いたします。
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★2019年4月2日  石川ともひろ氏より回答が来ました。質問状の下に添付します。
鈴木氏からの返答はありませんでした。

                
                 <質問状>
<回答>
★石川氏

↑こちら原本ですが、なぜかうまく載せられませんでしたので、
下に、見やすくしたものを添付します。


■【入会のご案内】(賛同者・賛同団体・一般会員)

★一般会員名は非公表です。会費無料。
「ウォッチャーズ通信」を送らせていただくため、お名前と連絡先をご登録ください。
(連絡方法は メール、FAX、郵送が可能です。FAXは1回1枚に収まるようにします。長い場合はそのつど確認し、希望者のみへ。基本的に郵送は半年に1回まとめて送付の予定です。郵送料はかかりません。)

★ウォッチャーズ通信
2021.5時点で発行部数33部。バックナンバーご希望の方はメールにて
お伝えください。

活動にご理解のある皆様のご参加をお待ちしています。
数は力になります。
・連絡先 廃炉金属ウォッチャーズ事務局
saiensuki@frontier.hokudai.ac.jp

★賛同者・団体になってくださる方も上記へご一報ください。

2019/03/28

■【市役所訪問】(2019,3,22)議員さんのアドバイスを受けて。

322日、<市民の会>として事務局メンバー5人が室蘭市役所を訪問し、(時間を作っていただきました)環境4と 経済部1の方々と45分間ほど意見交換を行いました。
(というのは、私達が請願しようとした時に、ある議員さんに「請願よりまずは市役所(経済部)を尋ねたほうがよい」と言われたため。それと、日鋼さんが情報公開をする用意がある、と伝え聞いたのでそれを確認するため)

◆室蘭市役所の話
 ・原発廃炉金属再利用に関する市民側から市への問い合わせ窓口は、市民生活にかかわるという観点から、経済部ではなく環境部が担当することになった。
 ・<市民の会>からの陳情を受け、2/25に日鋼総務部長の中西氏とメールのやり取りを行った。陳情について日鋼に伝えた。日鋼は「現在のところ事業化は白紙の状態であるが、事業化が決まったら市役所に、何も知らせないわけにはいかないだろう」との返事をもらっている。 
 ・日鋼に対し、情報のレベル(どのような事項についての情報公開がなされるのか)といった話はしていない。
 ・放射能測定となると、設備等お金がかかる。財源は厳しい。

◆市民の会からの意見
日鋼の事業が現時点で白紙だから市役所として何もしないというのは困る。稼働しますと言われてからあわてるのではなく、あらかじめ想定して対策を立てておいてもらいたい。
・市役所としても知るべき情報内容をピックアップして、日鋼の事業計画の中に「市役所への情報公開」という項目を盛り込むことよう、あらかじめ日鋼に伝えるなど考えてほしい。
・放射能測定などには予算をとる必要があるでしょうから、早めの準備をお願いしたい。
・自民系会派の黒光議員から、大気汚染状況を測定するスポットが室蘭市内に6か所設置されている。そこに放射線量を測定する機器を設置する方法もあるとのお話しをいただいた。具体化に向けて検討してほしい。

◇市民の会の見解
・企業も自治体も、原発廃炉金属を受け入れるということは、住民の理解を得るために、
それなりのコストがかかることを覚悟しなければなりません。
・住民の不安は、「実験として行ったことをもって、安全だと言い切れるのか?」とい
う点にあります。60トンのみという限定された量の加工と、事業として継続的に何千何
万トンという膨大な量を扱う際の違い、を無視することはできません。
環境中に出る放射能の量は、実験の比ではない。原発廃炉金属の事業化は、環境や生態系に
影響がないと言い切ることはできないはずです。

以上が室蘭市役所との意見交換の概要です。