更新履歴(日付が前後することがあります)

2019/03/24

■【日鋼訪問】(2019,3,12) ご挨拶 その他

312日、<市民の会>として事務局メンバー4人が日鋼を訪問し、総務部長の中西氏・マネージャーの小林氏と、室蘭本社にて30分ほど面談を行いまし終始穏やかな雰囲気で行われました。

今回の訪問は、「市民の会設立のご挨拶」という名目ですが、実は人事異動の前に、<市民の会>と日鋼の唯一の接点である中西氏に会い、次につなげるためのステップを踏んでおきたい という意図がありました。(異動になるかはわからない)また、「後日、<市民の会>から日鋼へ、要望書を手渡ししたいので受け取り願いたい」と伝えることも目的でした。

中西氏からは、要望が通るかどうかは別として、受け取りはします」との返事をもらいました。要望書は、新年度つまり新人事になってから、GW前かその後くらいの提出を考えています。以下、面談の概略をお伝えします。

実証実験後の原発廃炉金属再利用について、日鋼は「経産省の委託事業として実証実験は行ったが、その後の事業化については、今は白紙の状態である」ということでした。(水面下での動きはあるのでは?と思いますが・・・)

<市民の会>としては、日鋼が原発廃炉金属の再利用を引き受ける事業計画を完成してしまう前に、放射能に関する情報公開と市民との対話窓口設置。そして第三者機関を
含めたモニタリング・測定などを計画に組み込んでもらいたいと考えています。
口頭でそのようなことを伝えましたら、「クリアランス金属の再利用事業は、放射能の測定などにお金をかけると採算にのらなくなってしまうとのことだったので、「そう判断して、受け入れをやめることになれば、たいへんうれしいです」と返答しました。

日鋼は、あくまでも「クリアランスは安全」という前提であり、社会で(クリアランスは安全という)認知が進めば、採算に乗る大型プロジェクトなどで事業化をしたい意向を持っています

先のことを考えると、甘くないと思います。でも、頼もしい識者が次々と現れてきていることも事実です。私たちは、なんとかせねばの思いと、それを行動として外に投げかけながら、これからも一歩ずつ進んでいきます。今後とも、よろしくお願いいたします。




2019/03/12

■【クリアランス評価法の見直し?】(2019,3,13) 原子力規制委員会

!!お知らせ!!

明日午前の原子力規制委員会で(2019,3,13)
クリアランスの測定及び評価の方法の認可に係る内規の見直し方針について」が議題になっています。
規制庁としての案を示すそうです。



2019/03/03

■【ご寄付について】2018年度~随時更新

<ご寄付について>

■2018年度(2018.11~2019.3)
・2000円 札幌市 T様
・1000円 室蘭市 T様

■2019年度(2019.4~2020.3)
・3000円 登別市 O様(2020.2.13)

■2020年度(2020.4~2021.3)

■2021年度(2021.4~2022.3)
・1000円 登別市 M様
・1000円 室蘭市 H様
・ 500円 室蘭市 K様
・3000円 登別市 T様
・2000円 室蘭市 K様
・1000円 室蘭市 K様
・2000円 札幌市 H様
・23520円 放射線被ばくを学習する会様 2月22日zoom学習会にて 12名の方より(29400円のカンパがあり→20%はzoom費用)



2019/03/02

■【2019核ごみ政府会合】@東京 参加しました。(2019,2,14)

「ベクレルフリー北海道」さまの記事

当会に賛同をいただいております、「ベクレルフリー北海道」のマシオンさんに
お誘いをいただきまして、2019、2,14に「市民の会」メンバーが1人参加しました。

第8回 核ごみに関する政府との会合(2019,2,14)
主催:核ごみ問題研究会 協力:福島みずほ事務所
場所:参議院議員会館 B107会議室(地下1階)
(省庁・政府関係機関へ質問し、わかりやすい言葉で専門家にお答えいただくことが目的。)

ーーーここから「ベクレルフリー北海道」より関係箇所のみ転載。
    回答は「市民の会」の書き起こし。★は回答に対する「市民の会」のコメントーーー

お招きした関係省庁と団体】(敬称略)
(1)14:00~
環境省 環境再生・資源循環局廃棄物規制課 課長補佐 寺井徹
原子力規制委員会原子力規制庁
 原子力規制部検査グループ実用炉監視部門 係長 石井真一
 原子力規制部検査グループ核燃料施設等監視部門 池田千穂
経済産業省資源エネルギー庁 
 電力・ガス事業部 放射性廃棄物対策課 係長(企画) 村山 香
 電力・ガス事業部 放射性廃棄物対策課 課長補佐(工学博士) 江橋 健

お招きしたが、欠席された組織・企業
使用済燃料再処理機構 日本原燃
日本原子力発電株式会社
神戸製鋼所日本製鋼所
電気事業連合会

■記録動画(ユープラン)
 https://www.youtube.com/watch?v=-d6ga8xk0Gg

<会合次第>
14:00~14:10 主催者あいさつ及び、参加者の紹介
14:15~14:50 
1.放射性金属加工事業および製品の試験データ改ざん問題
環境省・経産省担当部署(原子力規制委員会)・神戸製鋼所日本製鋼所電気事業連合会
14:10~14:40 地域市民グループからの質問への回答
14:40~14:50 前回会合からの再質問項目への回答

 <質問と回答>
「原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会」(北海道・室蘭市)からの質問事項
(環境省・資源エネルギー庁電気事業連合会日本製鋼所・経済産業省へ)
◎日本製鋼所室蘭製作所による、《経済産業省委託「原子力発電所等金 属廃棄物利用技術開発」事業》に関連して 以下の通り質問しますので、お答えください。

1.原発廃炉金属の現地搬出から運搬・加工・加工物・製品搬出までの トレーサビリティの確保に関しどのように実施していくか説明をされたい。 いつでも誰でもトレーサビリティを調べられるよう情報公開するか。(→環境省)

A:(環境省廃棄物規制課)
 放射性物質に汚染されている度合いの低いものに関しては、クリアランス制度というものを国で設けている。事業者の方々に、どれぐらいの汚染のレベルなのかということを測ってもらい、その測り方も結果も規制課がちゃんと確認した上で、汚染されていないことを確認するシステムがある。
 その結果については、クリアランスを経たものといえども、トレーサビリティ、どこで、使われているのかを把握しておくことが大事だ。トレーサビリティ確保のために、環境省としては、情報をいただいて管理している。情報を把握して、どこでどのように使われているかを把握している。
※トレーサビリティ【traceability】履歴管理・追跡可能性
★どこが測っているのか、会社名・機関名を教えて欲しい。
★環境省は情報を把握しているというが、それは公開しているのか。一般人はどうやって
知ることができるのか。

2.(放射性物質に関する)「クリアランスレベルの見直し」について説明されたい。(→資源エネ庁・電事連
A:(資源エネルギー庁)
現時点では、見直しが検討されていると承知していない。
★よく言いますね。2018.10.11に見直し検討をやっています。(原子力規制委員会HPに記
録あり)
■原子力規制委員会のページ
https://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/other_meetings/20181011_01.html
■見直し検討の会議You Tube
https://www.youtube.com/watch?v=PXhMSaUcIBo
■見直し検討についてのpdf
http://www.nsr.go.jp/data/000249010.pdf#search='%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%AB+%E8%A6%8B%E7%9B%B4%E3%81%97'

3.日鋼室蘭製作所が行った実証実験において出たスラグは、現在どこにどのように処理 保管されているのか。また、スラグ(残渣[ざんさ]に含まれる放射性物質の測定値を明示していただきたい(→日鋼)
A:(資源エネルギー庁)
発生したスラグに関しては、クリアランス金属を使用する前の線量当量率と変わらぬ値で
あることがわかっているので、通常のスラグの処分方法と同様に処分していると承知して
いる。尚、スラグに関しても、スラグをためておく大きな容器にスラグポットというのが
あるらしいのだが、それに対する線量当量率(Sv/時)を、きちんと、クリアランス金属
を、調べる前と後で測って、値が変わらなかったということを確認している。
※【線量当量率】→単位時間当たりの放射線の量を人の受ける影響に数値化した物 《Sv/時》。
Sv(シーベルト)→放射線が「人間」に当たったときにどのくらいの影響があるのかを評価するための単位。
★結局、スラグがどこにどのように処理保管されているか、答えていません。
★スラグは、《Sv/時》の測定ではダメで、ベクレル測定が必要です。スラグに含まれる
核種が問題であり、ベクレル測定は必須。《Sv/時》測定は外部被曝に対しては有効かも
しれないが、私たちの心配は、呼吸や飲食物に紛れ込んで微量でも体内に取り込まれ、内
側から身体が被曝し続けることです。だから、ベクレル測定が必要なのです。

4.実証実験で作った容器は、現在どこにどのような形で保管されているのか。(→日鋼)
A:(経産省)
試験で試作した処分容器は、電力の専用船として現在建造中の低レベル放射性廃棄物の運
搬船のカウンターウェイトとして、採用されたと聞いている。

 5.今後の原発廃炉金属再利用の計画はどうなっているのか(→経産省)  
※報道によれば、今後は内容器以外の電力関連部材、例えば、鉄塔などへの再利用などを 考えるということだが、これは、民家の近くにも建てることになるのか。
また、どこの会社がどこに建てるのか。(→日鋼・電事連
A:(資源エネルギー庁)
クリアランス制度だが、こちらは、社会に定着するまでの間は、電気事業者は、クリアラ
ンス金属の再生加工品については、電気事業施設、発電所内施設、原子力関連施設での採
用の他にクリアランス制度の理解推進のための展示といった用途に限定していて、市場に
流通するということのないように対応していると認識している。そうした中で、電気事業
施設での再利用として、鉄塔への再利用というのも考えられるが、そのことが直ちに民家
の近くに鉄塔までも利用されるとは想定していない。

報道記事(2018,3,22日本経済新聞)
https://blog.goo.ne.jp/michan53972/e/fa03b333d85355f3889c0d228caa73a5

最後の事業報告会の日の報道。「鉄塔に使う」と書いてあって驚いた。
ーーー「市民の会」からの質問事項は以上。ーーー

追加の質問】(福島瑞穂議員より)
Q5について:
鉄塔が比較的民家の近くにある。鉄塔が田んぼの中にあったりとかしている。はじめのほ
うの答えは、電力会社の中とかいうことだったが、それ以外もありうるということだし、
電力会社の中といっても、そこで働いている労働者がいるので、若干危険ではないか。そ
の2点についてどうか。
A:(資源エネルギー庁)
クリアランス認可されたものを再利用するということなので、そこは、人体に影響ない、
ということを実証されているということだと思う。鉄塔ということももちろん考えられる
のだが、それが、みなさんの周りの、生活のすぐ近くにするということは、今のところは
想定していない。
★例えば、鉄塔だと年数が経つにつれサビが出て周りに落ちる可能性、あるいは、建て替
えの際スクラップ金属になると、それもトレーサビリティを確保されるのか、疑問です。

Q3について:
通常のスラグと同様にするというが、このスラグは一体どこにあるのか。測ったというが、私たちには全然わからない。情報が開示されない。市民にその情報公開をしてほしい。
A:(経産省)
線量当量率を測っているということに関しては、毎年、委託事業の報告書を、その中で、
測った内容と測った値、データ自体を公開している。室蘭では、時間の都合で、そういう
細かいところまで説明できなかったのではないかと理解している。線量当量率のデータは
公開している。
★上記「スラグ」の項目にも書いているが、スラグについて重要なのは、含まれている
核種とその量である。当量線量率の測定だけでは意味がない。
 また、スラグに人工放射性核種(プルトニウム、アメリシウム、ユーロビウム、ストロンチウム90など)が含まれている可能性がある以上、スラグの管理・処理について明らかにする必要がある。スラグポットが満杯になったら、その後はどこにどのように保管あるいは投棄しているのか?

Q4について:
おもりになっているというが、日鋼の資料では搬出されたと言っている。どこに搬出され
たのか。もともと、日鋼は、東海原発に返すと言っていた。ところが、場所を取る、まだ
使うと決まっていないものだから、塊にしてしまって次期運搬船のカウンターウエイトに
している、と言った。それは、今どこにあるのか。
A:(経産省)
カウンターウェイトは、今まさしく建造中の船であって、山口県下関の造船会社で作って
いるというので、そちらにあると聞いている。

その他のQ:
クリアランスは安全というが、次々来るとなると、たまって行く。心配なのは総量である。総量の規制は?
A:(経産省)回答なし

まとめ】(核ゴミ研究会マシオンさん)
職場に持ち帰ってください。
クリアランスだから大丈夫と言う。一昨々年の核ゴミ会合で、これに関する質問をした。
気密性の高い場所で加工事業や試験をしているのかと聞いたら、クリアランスレベルのも
のだから、そういうことは、労働者がそこにいたとしても1回1回測る必要はないのだと
おっしゃる。もちろん測るとはおっしゃったが、測ったデータに関しては、みなさんにお
知らせするようなこともないんです、と説明会で説明があった。
 さっき村山さん(資源エネルギー庁)がおっしゃったように、この、クリアランス制度
というものをもっと国民にわかりやすく理解してもらいたいと思うのであれば、国も事業
者も、もう少し住民が安心できるような情報公開の仕方をするべきと思う。私たちなんと
なく、環境省の皆さんも、クリアランスレベルは完全に安全なものだということの上に立っていらっしゃると思うが、2012年に突然、指定廃棄物とか、そのほかに偶然できてしまった人工的な原子力のゴミたちであって、低レベルと呼んでいたとしても、8000bqなどというものは、かつて、今まで、そんなに低いレベルのものであるとは認識されていなかったものたちなので、それについて、「慣れなさいとか、環境に出しても大丈夫とか、それを加工しても全然人体に影響ないですよ」と突然言われても、国民はやはり理解できない。もう少し、情報公開や、住民が理解できるためにどうしたらいいかということを、間に入っていただけるといいと思う。

ーーー以下  引き続き「ベクレルフリー北海道」より転載。(日鋼の事業に関わっている、神戸製鋼の件)ーーー

<回答待ちの質問内容>加筆訂正版  
2018年年2月8日 「第7回核ごみに関する政府との会合」から持ち越された質問内容
1.放射性金属加工事業および製品の試験データ改ざん問題
(関係省庁・機関:環境庁・経産省・神戸製鋼所日本製鋼所電気事業連合会へ)

Q1:昨年、神戸製鋼所の製品・材料でも検査データの不正があったことが発覚し、原子力施設への使用があったかどうかを調査する動きがあったと報じられている。この問題について説明されたい。
 回答Q1:過去に3件の事例報告はあったが、実用される前に止めることができた件や、放射性物質のデータ書き換えではなく、使用されている製品に安全上に問題はないとの報告がされた(北海道電力のケース)

Q2:原子力施設、金属加工事業との関連の有無について、会社(神戸製鋼所日本製鋼所)は関係省庁(経済産業省電気事業連合会・規制委員会)へはどのような報告をしたか?経産省電気事業連合会は、この問題について放射性金属廃棄物加工の事業主体(神戸製鋼所)からどのように報告され、どのように指導したか?)
回答Q2:事業者の報告2回 福島第2原発、日本原燃新型原子炉に使う予定だった。報告を速やかにするようにと伝えた。

Q3:このようなずさんな情報処理、現場の始末をする会社が、北海道内で放射性金属加工事業をしており、住民に対して「安全である」として説明を続けているが、一部、放射性トリチウムの説明なども、科学的な解釈では、十分とは言えないと、住民説明会で参加者から数度、指摘を受けている。会社(神戸製鋼所および、神戸製鋼所の製品)の信頼性が揺らいでいる中で、こうした事業を北海道内で継続されることに抵抗を覚える道民もいる。地域住民(室蘭市周辺住民)には、2018年6月28日に室蘭で開催された説明会の場でどのように説明したか?

 回答Q3:2018年3月22日の説明会 神戸製鋼所の報告内容は平成28,29年に一部修正した。
(強度の改ざん問題だったのに、製品を使用するのか? 使用される際には申請が出た際に規制庁は認めない? 日本原燃については問題の製品は使われなかった。)
ーーーここまで転載でした。---
■市民の会では、このような重要な機会があればできるだけ出かけていこうと考えています。今回は初期メンバー1人3000円ほどのカンパと自費でした。会費をいただいていないのですが、カンパは受付しております。m(_ _)m



2019/02/22

■【陳情書】(2019,2,20)初の陳情書を提出し、受理されました(新聞記事あり)

市民の会としては今議会に請願書を提出するべく急ぎ準備をしていたのですが、
急遽、事情により・・陳情書の提出となりました。
会員のみなさまへは事情について簡単にお知らせしました。

当日は、北海道新聞、室蘭民報の記者に来ていただき、
北海道新聞と室蘭民報webに掲載いただきました。
以下に転載します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■北海道新聞 2019、2,21(木)
廃炉金属再利用で情報公開求め陳情
室蘭市議会に市民団体
市民団体「廃炉金属の再利用を監視する市民の会」は20日、情報公開や放射性物質のモニタリング調査義務付けなどを求める陳情書を室蘭市議会に提出した。
陳情書では
①廃炉金属搬入時の情報公開と、問い合わせ窓口の設置
②放射性物質のモニタリング調査と第三者機関による同様の調査ー
を求めている。
同会の池弘美共同代表は「無用な心配を防ぐため測定と情報公開が必要不可欠」と話す。
 当初は市議会で採択されれば法的拘束力を持つ請願書での提出を目指していた。請願には仕儀の紹介が必要で、一度は紹介を引き受けた議員もいたが、直前に断られたという。
 廃炉金属を巡っては、日本製鋼所が2015年度から3ヵ年の国の実証実験に参加。
16年に東海原発から金属廃棄物60トンを室蘭に運び入れ、低レベル放射性廃棄物の処分容器を試作していた。その後、処理は行われていない。(田島工幸)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■室蘭民報社web  2019/2/21 14:07
廃炉金属の情報開示求め陳情書
室蘭市議会に市民の会提出
原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会(池弘美、大倉幸子、椿曜子共同代表)は20日、「原子力発電所廃炉金属の加工再利用事業の情報開示に関する陳情書」を室蘭市議会に提出した。
 同会は廃炉金属を使って加工実験を行った日本製鋼所に、詳しい情報の公開や、問い合わせの窓口設置を求め、昨年11月に発足した。
 この日は共同代表3人が市役所を訪れ、佐賀孝志事務局長に陳情書を手渡した。「環境や健康への影響はないとの実験に関する事業報告があったが、不安は払拭(ふっしょく)されていない」として、情報公開などの対応をしてもらうよう企業への働き掛けを求めた。
 池共同代表は「市は地元企業と信頼関係を築いており、地域住民とつないでいただきたい」と話した。
(林帆南)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
数名の議員さんや関係者のみなさまに慌しくも
お時間をとっていただき、なんとか提出することができました。
ありがとうございます。

次の仕事も時間が迫っています。


2019/02/10

■【Change.org】に投稿しました。(2019.2,10)

Change.orgとは?
「変えたい」気持ちを形に・・・https://www.change.org/about
「世界中のどこにいてもキャンペーンを立ち上げ、賛同を集め、デシジョンメーカーに働きかけることができる」サイトです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
★以下のキャンペーンに賛同をお願いします!
・・・「原発で使用された金属の、再利用目的の加工実験が北海道(室蘭)で行われていた」ことをたくさんの人に知ってほしい。・・・
 http://chng.it/DscDNRRH
↑こちらをクリック
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
知っていただくことに重点をおいています。ぜひ投票お願いします。
2019,2,10開始 100名を目指しています。
2019,9,27・・・54名。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーここからーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「原発廃炉金属が、北海道(室蘭)に運ばれてフィルターもなく加工」されたことをたくさんの人に知ってほしい。

ーーーーーーー以下はこの会発足の流れと、会の賛同者リストですーーーーーーーーー
2018年11月 《原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会》を発足しました。
(通称:廃炉金属ウォッチャーズ)
2018年3月、日本製鋼所・神戸製鋼所・電気事業連合会による、「原子力発電所等金属廃棄物利用技術開発」事業報告会において、日本製鋼所(以下、日鋼)は、
「 今後、原発廃炉金属(クリアランス金属と称しています)の再利用を進め、それに伴う情報提供等は、通常の金属スクラップと同様にする。」と、結論付けました。これは、
「今後、原発廃炉金属の加工事業を進め、それについての放射線計測や情報提供は一切しません。」ということに他なりません。
 福島第一原発の事故を受け、また、脱原発の世界の流れからも、今後、東海原発に次いで、廃炉になる原発は増えて行きます。すでに、女川原発も廃炉決定、また、高速増殖炉もんじゅの廃炉金属が室蘭に運ばれる可能性もあります。福島第一原発からの廃炉金属が室蘭に来るという事もあり得ることです。
(原子力規制庁は、本年10月11日にクリアランス制度の基準を見直すため、電気事業各社との意見交換会を開催しています。スピーディに廃炉を進める為に、従来の基準を緩めようという思惑が見て取れます。)
そして、これらの事が、地域住民には何も知らされないまま、進行する事になりかねません。
 日鋼の事業報告会の資料は、放射性物質及び周辺放射線量の測定値数値に心配な部分が多く、この事業がこのまま住民への納得のいく説明、周知がなく、国や企業の好きなように推進されるならば、市民の安全・安心が損なわれる可能性が大です。よって、私達は「情報の公開」と「事業の安全性」「透明性」を求めるために「原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会」(通称:廃炉金属ウォッチャーズ)を立ち上げました。

★胆振総合振興局のモニタリングポストを使用しているとのことで調べると、保健所の管轄で、職員はこの事業を知らず、計器の管理だけしているそうです。
データは「原子力規制委員会のページを見て下さい」とのこと。
測定箇所はこの1ヵ所のみ。(工場から1.5キロ。離れすぎではないかと思われる)

<経過>
2015/11/27・28     住民説明会(公開)
   2016/6/28     事業報告会(公開)
     7/7     原発廃炉金属60トン室蘭に搬入
           (非公開)加工・製作
   2017/2/16     試作品見学会
           (一般市民には非公開)
     6/28     事業報告会(公開)
   2018/3/22    事業報告会・最終(公開)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
投票してくださった方の声
●Y.Mさん
「基準値以下の放射性物質を含む金属」っていうけど、「基準値」って国の都合のいいように変更できるんだよね。ヤバいよね。
●H.Yさん
放射性物質の半減期、放射性物質の放出量が半分になるのは例えばプルトニウムなら2万年以上かかります。国やその忖度機関の嘘や欺瞞を許してはいけません。もっと国民が厳しい目で監視し抗議するべきです。
●O.Sさん
まず、知ることからです。これから、日本も、廃炉→核ゴミどうする? の時代に入ります。一地方の問題ではありません。避けて通るわけにはいかない。
●S.Tさん
国の”スソ切り制度”に反対!PRTR制度&特に、⇒ 『クリアランス制度』は、(絶対)断固反対!!(METI/経済産業省)へ
●T.Hさん
言語道断
●S.Eさん
いい加減にしろよ日本人(怒)
●M.I
沖縄のように、北海道も核のごみ捨て場として切り離される可能性も見えてきます。どうか知ってほしい。
●K.Y
原発はクリーンで安全で安価な発電だと自民党、電力会社が結託して宣伝してきましたが、全く逆で危険で高価な発電でした。廃炉には、作業員の方達の命の危険も伴い多額の資金と時間がかかり、放射性廃棄物の処理方法もありません。国民を騙し、電源喪失の危険性を国会で指摘されながら安倍自公政権は、それを全く無視して過酷事故まで起こし、その負担を全て国民に負わせ自分達は全く責任も負担も負いません。福島第一原発過酷事故によって多くの国民は被曝させられ、地元では今なお被曝が続いていると思います。廃炉原発の金属再利用「クリアランス制度」というバーゲンセールのような名前まで付けて、まだ、国民を被曝させようということですね。廃炉原発の金属再利用などあり得ないと思います。絶対反対です。
●M.E
北海道にはなるべく放射性物質を受け入れるべきではない。
クリアランスレベルというが、自然環境保持のため、北海道外で作られたあらゆる区分の放射性物質の持ち込みをすべきではない。

●K.K
原子力に関わる研究・開発・実験は全て(計画から実施を経て評価に至るまで)オープンに実行する必要があります さもないと「神話」から脱却できません
「神話」の危険性は 3.11 から学ぶべき最重要教訓でしょう(脱原発・原発推進を問わず)私は人の手に余る原発は(核兵器ともども)即時廃棄プロセスに着手すべきと考えています


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
★こちら↑への賛同は広告効果があるだけなのですが、市民の会↓への「会員」登録をいただけると私たちの力になります。会費は無料でお名前も非公表ですので、どうかよろしくお願いします。(会のアドレス→saiensuki@frontier.hokudai.ac.jp)
お名前も出していい場合は「賛同者」となります。

・賛同者、会員数の最新情報
https://hairokinzokuwatchers.blogspot.com/2019/02/20192.html
・発足の経緯
https://hairokinzokuwatchers.blogspot.com/2019/02/blog-post.html
・発足記者会見(2019,2,7)
https://hairokinzokuwatchers.blogspot.com/2019/02/20190207.html

■【賛同者・会員】(2023.11)

■2023年11月現在の賛同者と会員数は、
賛同者・・・34名 
賛同団体・・・8件
会員・・・99名(会員名は非公表)
ーーーーーーーーーーーーーーーー
合計・・・133名 8団体

★賛同者名(この会の趣旨に賛同の表明をいただいております。)(順不同、敬称略)
小久保 重孝(伊達市議会議員)、
吉野 英雄(伊達市議会議員)、
洞口 雅章(伊達市議会議員)、
佐藤匡則(伊達市議会議員)、
渡辺 勉(登別市議会議員)、 

佐々木 久美子(登別市議会議員)、
福島瑞穂(参議院議員)、
上田文雄(弁護士/元札幌市長) 、
西尾正道(北海道がんセンター 名誉院長)、
奥野恒久(龍谷大学教授)、
佐久間孝正(東京通信大学教授)、
大島堅一(龍谷大学教授)、
川原茂雄(札幌学院大学人文学部教授/戦争させない市民の風・北海道 共同代表)、
木下黄太(ジャーナリスト)、
まさのあつこ(ジャーナリスト) 、
富塚とも子(さっぽろ市民放射能測定所 はかーる・さっぽろ)、
マシオン・恵美香(ベクレルフリー北海道 代表 / 核ゴミ研究会)、
斉藤武一(岩内原発問題研究会 代表)、
瀬尾英幸(後志・原発とエネルギーを考える会)、
高野律雄(合同会社農場 たつかーむ)、
伊藤伸二(エコビレッジライフ体験塾 代表) 、
伴英幸(原子力資料情報室 共同代表)、
池島芙季子(ストップ・ザ・もんじゅ)、
木村洋子(ヨガ教室主宰)、
稲岡美奈子(地球救出アクション97)、
野村保子(大間とわたしたち・未来につながる会)、
松名隆(NPO法人ナチュラルトラストチコロナイ監事)、
河野益近(第一種放射線取扱主任者)、
吉田未奈(食愛カフェMina*Hana~皆花~オーナー)、

清末愛砂(室蘭工業大学大学院教授 憲法学)、

山本行雄(弁護士、放射能汚染防止法を制定する札幌市民の会)、

佐藤典子(「放射能汚染防止法」を制定する札幌市民の会 代表、

茅野恒秀(信州大学准教授)

猫塚義夫(北海道パレスチナ医療奉仕団 団長)


★賛同団体名
原発なしで暮らしたい市民の会、
いぶり女子会、
チームOK~原発避難と脱被ばくの会・札幌 、
憲法を守る室蘭地域ネット、
大間とわたしたち・未来につながる会
脱原発・自然エネルギーをすすめる苫小牧の会
「放射能汚染防止法」を制定する札幌市民の会
放射線被ばくを学習する会