2022/03/09

■【資料】「世界」4月号 吉田千亜さんの新連載「閉ざされた土地ーー出回っていた放射性廃棄物」

 『世界』4月号。吉田千亜さんの新連載「閉ざされた土地ーー出回っていた放射性廃棄物」は、東電福島第一事故後に制定された放射性物質汚染対処特措法に基づく対策地域内廃棄物のうち、8000Bq/kg以下の一部が再資源化出荷され、その量が200万トンをすでに超えるという話。

https://www.amazon.co.jp/dp/B09T3BZQ48/ref=cm_sw_r_tw_dp_40FXZJARHV1DKDANCW41

■【資料】大島堅一さんnote「事故由来放射性物質で汚染された廃棄物の再生利用が行われていた」

 https://note.com/kenichioshima/n/n59c3190793c1

大島さんが次のようにtweetしています。

汚染土(除去土壌)のほうは、8000Bq/kg以下は、福島の住民の皆さんから反対があったため、再生利用は実証実験にとどまっていますが、廃棄物のほうは、いつのまにか再生利用(リサイクル)してしまったというのが実情のようです。大変な問題です。

 

2022/03/01

■【福島PCB】公開質問状(2022.1.18)「非戦いぶり」さまから鈴木北海道知事へ 回答も

 

★鈴木北海道知事へ公開質問状(2022.1.18)提出 質問4点 2ページ
▼質問状を大きな文字と図で掲載したページ
★知事からの回答 (2022.2.18)1ページ

循環第2073-3号

令和4年(2022年)2月18日

非戦いぶり主催 上野秋子様

反原発デモ主宰 荒木尊文様

北海道環境生活部環境局長

公開質問状への回答について

令和4年(2022年)1月20日付けで受理しました公開質問状について、次のとおり回答いたし

ます。

1 質問(1)及び(2)について

バグフィルターによる放射性セシウムの除去性能については、国立環境研究所等の調査結果により、粒子の大小によらず放射性セシウムは十分に捕集されることが確認されており、また、 JESCO北海道事業所のプラズマ溶融分解炉は、同等のバグフィルターを有していることを専門家に確認しています。

この度の国の処理方針は、放射性物質による影響がないことが確認できた高濃度PCB廃棄物を処理するものであり、放射性物質汚染対処特措法に基づく対応に加え、さらなる安全・安心の確保のため追加的な措置を講ずることとしたものと理解しており、住民等への外部被ばく及び内部被ばくの影響が生じないよう処理方針を定め、これに従って対応することとしたものと考えてい ます。

2. 質問(3)について

バグフィルターによる放射性セシウム除去機能については、さきに回答したとおりですが、お尋ねの報道内容については事実関係が明らかではないため、回答は差し控えさせていただきます。

3 質問(4)について

「放射能濃度等測定方法ガイドライン」においては、排気中の放射性セシウム濃度の測定に係る検出下限値の目標値を2Bq/m3としているが、この度の国の処理方針では、さらに低い検出下限値となるような測定方法により実施するものと承知しています。


(循環型社会推進課 大気環境係)