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2021/04/20

■【緊急】放射能つきPCB受け入れに反対する署名活動 1次締切5月末日(2021.4.20)

PDFで貼ることができずすみません。メールをいただけましたらお送りできます。

▼JPGはこちらです。

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                   【内容】
室蘭市長 青山 剛 様 
室蘭市議会議長 小田中 稔 様 
北海道知事 鈴木 直道 様 

福島汚染廃棄物管理区域からの「放射能つきPCB」 受け入れに反対する緊急署名 

 環境省は、「福島原発事故によって『汚染廃棄物対策地域』に指定された福島県内市町村から出たPCB 廃棄物を、北海道室蘭市内にあるJESCO北海道事業所に搬入し、処理する」という計画を発表しました。  
室蘭には、2016年、ほとんどの住民が知らないうちに、東海廃炉原発由来の放射性物質が「クリアラン ス金属の加工再利用実証実験」という名目で持ち込まれ、「今後は、事業としてこれを進める」という方 針が当該事業所から示されています。
そんな中での、「PCB処理に名を借りた放射能ゴミ」のさらなる持ち込み計画です。総量規制もないまま、次々と放射性物質が室蘭に運び込まれることに、私たち地域住民は、大きな不安と疑問を持ちます。  
また、PCB処理について「平成17年11月7日に交わされた協定書」には「放射能に汚染されたものを処理すること」への言及は一切ありません。約束にない処理事業の受け入れを強いられることには、住民として全く納得できません。
この計画の受け入れは、今後の室蘭における放射性廃棄物処理に道筋をつ ける危険性を孕んでいます。  
この度の室蘭への放射能ゴミ持ち込みは、北海道の沿岸地域に、次々、既成事実として放射能ゴミを搬 入するということに繋がります。やがては、道内全域の放射能ゴミばら撒きに道を開くものです。この計画受け入れは、昨今の幌延・寿都・神恵内の核ゴミ問題とも相まって、「核のゴミは受け入れ難い」とする北海道条例に違反し、これを形骸化するものです。  
よって、私たちは、室蘭市が放射能つきPCBを受け入れることに反対し、この計画の中止を求めます。
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2021/04/13

■【緊急】会員向け通信を拡散します【ウォッチャーズ通信NO.31】(2021.4.13)放射能つきPCBについて

       <原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会>通信No3

放射能つきPCB・その先の懸念

会員および賛同者のみなさまへ(今回のみ不特定多数へ拡散)

 

環境省が、福島原発事故によって「(放射能)汚染廃棄物対策地域」に指定された市町村から出たPCB廃棄物を室蘭市にあるJESCOの施設で処理するという計画を、発表しました。2021324日夕方のNHKニュースで突然報じられ、翌日には北海道新聞の第一面に掲載されました。

今回の問題は、PCB処理ではなくて、「放射能に汚染された廃棄物処理の問題」であるととらえています。ですので、廃炉金属ではないが、取り組まなければならないと考えます。


この「放射能汚染PCBの受け入れ」は、それだけに限れば、大した放射能の量ではないという考えの方もいらっしゃると思いますが(私たちはそうは思わないけど)、この裏には、今後『室蘭において放射能汚染廃棄物を受け入れていくという筋書き』があるのではないかと懸念しています。まずは、「クリアランス金属」と称する「放射能入り廃炉金属」を搬入加工して室蘭環境中に放射性物質を放出した。次は、放射能汚染されたPCBの受け入れによって、室蘭JESCOの「放射性廃棄物の処理実績」を作る。実績ができればしめたもの。ここぞとばかりに、放射能汚染廃棄物は室蘭で(各地のJESCO事業所も?)引き受けることにされてしまう。


JESCOは福島において除染した土などの中間貯蔵事業も行っています。

PCBの次は何? https://www.jesconet.co.jp/

中間貯蔵されている除染土は、セシウム13710Bq/kgを超えるものと決められています。クリアランス金属は、同100Bq/kg以下が基準なので1000倍以上の濃さです。

そして、2025年から2044年までに福島県外で最終処分を完了することになっています

原子炉等規制法が及ばない施設に総量規制もないまま受け入れることになり、まさに「小さな原子炉」が室蘭に作られるということになりはしないかと懸念します。


ですから、その引き金となる「放射能つきPCB廃棄物」を受け入れてはならないのです。

環境省もJESCOも「何も決まっていない」と言うでしょう。市会議員や市長も「決まっていないものを憶測だけでは何もできない」と言うでしょう。原発廃炉金属の件で、さんざん聞かされている言葉です。さて、私たちはどうしたらいいのでしょうか? 


 この件、北海道新聞が熱心に追いかけてくれています。廃炉金属ウォッチャーズも取材を受けています。ブログに記事をあげておきました。よろしくご覧ください。


PS. 室蘭周辺にお住いのみなさんには、お力添えをお願いすることがあるかと思います。

その際は、よろしくお願いいたします。


ウォッチャーズブログ https://hairokinzokuwatchers.blogspot.com/

 柳田E(メール担当) saiensuki@frontier.hokudai.ac.jp   

                                2021/04/13

※PDFで貼れなくてすみません。メールをいただければ送付できます。


                    

2021/03/30

■【放射能汚染PCB】北海道新聞「福島のPCB室蘭へ」・室蘭民報「放射性物質影響ないPCB機器 室蘭の事業所で処理」

 ▼2021.3.25 北海道新聞

▼室蘭民報(2021.3.25)

▼北海道新聞2021.3.26

▼北海道新聞 2021.3.26 小泉環境相

▼北海道新聞2021.4.1

▼北海道新聞 2021.4.3 鈴木知事
▼北海道新聞2021.4.15 青山室蘭市長 









2021/03/27

■【降って湧いた新たな問題!放射能汚染PCB】(2021.3.24)原発事故後に発生の高濃度PCB廃棄物 室蘭で処理の方針 (NHKニュース、道新記事)

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NHK NEWS WEB 2021.3.24
東京電力・福島第一原子力発電所の事故のあと、国が指定した「汚染廃棄物対策地域」で発生した高濃度PCB廃棄物について、環境省は、放射性物質による影響がないことを確認した上で、室蘭市にある国の施設で処理する方針を示しました。

国が室蘭市に設置した「北海道PCB処理事業所」では、道内や東北などから集められた有害物質のPCB=ポリ塩化ビフェニルを含む変圧器などの廃棄物の無害化を進めています。
この事業をチェックする市民の代表などの会議が24日、室蘭市で開かれ、環境省の担当者は、原発事故のあと、国が福島県内で指定した「汚染廃棄物対策地域」の事業所などで発生した高濃度PCB廃棄物を来年1月ごろから室蘭市の施設で処理する方針を示しました。
環境省では、処理の対象となる廃棄物の表面汚染密度を「日常的に触れても安全性が十分確保される値」と法律で設定されている1平方センチあたり4ベクレル以下に定めるとしています。
出席者からは「情報公開を進め、市民へのわかりやすい説明をしてほしい」といった声が上がっていました。
また室蘭市は受け入れに前向きな姿勢を示した上で、「安全性が確認され、放射性物質の影響がないことが確認されなければならない」としています。
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※ちなみに、市民は全く聞いていません!



※ちゃんとチェックしてるのかはよくわからない

※市民に聞いてもいないのに、早くないですか?
※本当に安全ですか?詳しく聞きたいです。

※北海道新聞には廃炉金属ウォッチャーズ共同代表の声も掲載されました。

2021/02/03

■【室蘭市長との対話:えんとーく】(2021.2.1)

 20212月1日、廃炉金属ウォッチャーズは、青山剛室蘭市長と1時間半の面談を行いました。これは「えんとーく」という企画(室蘭市長と市民が意見交換する)を利用したものです。

参加者は、市役所側7名(青山市長・関川経済部長・杉本生活環境部長・北川生活環境課長・生活環境課 後藤さん・小林広報課長・広報課 田中さん)、

ウォッチャーズ6名(事務局5名会員1名)、

オブザーバーとして滝口紘子市議も同席くださいました。

北海道新聞、読売新聞、室蘭民報の記者による取材もありました。


♦北海道新聞





















♦室蘭民報
























♦読売新聞




















▼広報むろらん2021年4月号









※広報むろらん2021年4月号に掲載されましたが、趣旨が伝わらない書き方をされています。大気汚染を測定する機器は6か所ありますが、放射性物質を測定する機器は1か所です。それを増やしてほしいと伝えました。しかも、椿さんの発言ではないです。

室蘭市のHPも同じでした。

https://www.city.muroran.lg.jp/main/org1400/entalk030201.html