更新履歴(日付が前後することがあります)

ラベル PCB の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル PCB の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2024/02/24

■【PCB】(24.2.23)室蘭民報「募る不安、質疑平行線 環境省・PCB廃棄物説明会」

■【PCB】(24.2.23)室蘭民報「西日本PCB処理、理解求める 環境省、室蘭で説明会」

■【PCB】(24.2.24)北海道新聞 胆振版「米軍PCB 不安ぬぐえず 室蘭の住民説明会終了」(説明会2日目)


 

■【PCB】(24.2.23)北海道新聞「米軍PCB搬入せず 環境省 室蘭で住民説明会」


 

■【PCB】(24.2.23)北海道新聞 胆振版「室蘭だけ負担」疑問噴出 PCB搬入 初の説明会2時間半」

 


2024/02/10

◼️【PCB】(2024.2.9)琉球新報「PCB廃棄物処理、室蘭へ 国が受け入れ要請 沖縄の米軍分も含む 輸送費など日本側の負担増大か 」

PCB廃棄物処理、室蘭へ 国が受け入れ要請 沖縄の米軍分も含む 輸送費など日本側の負担増大か - 琉球新報デジタル / https://ryukyushimpo.jp/newspaper/entry-2786449.html

人体に有害なポリ塩化ビフェニール(PCB)廃棄物を巡り、沖縄分も受け入れている北九州市にある政府全額出資の処理事業所が3月末で閉鎖することを受け、環境省が北海道室蘭市に今後の発生分の受け入れを要請していることが8日までに分かった。
 北九州の施設ではこれまで、日本政府が処理費を肩代わりする在沖米軍分も処理しており、室蘭での受け入れが決まれば、輸送費なども含めさらに日本側の負担が増大する可能性がある。
 高濃度PCB処理事業所は国内に5カ所あり、そのうち北九州、大阪、豊田の西日本エリアにある3事業所が3月末で事業終了が決まっている。北九州では1月31日に最終搬入を完了した。残りの北海道(室蘭)と東京事業所は26年3月に終了予定としている。
 環境省は昨年12月21日、西日本エリアで高濃度PCBが「万が一」発見された場合の受け入れを室蘭市に要請。市からは「総合的に判断したい」と回答があったという。同省担当者によると、受け入れ先が決まるまでは所有者が保管する。
 国内での処理が進む一方で、全国の在日米軍施設にはいまだ総量不明のPCB廃棄物が残存している。2003~22年度の20年間で、確認できるだけで約462・53トンを日本側が引き取って処分。費用は約4億5千万円で、うち8割が県内の米軍施設から搬出されていた。
 室蘭市の担当者は琉球新報の取材に対し、「まずは住民説明が必要で、まだ受け入れるかどうかは決まっていない。米軍分に関する説明は特に受けていない」と回答した。






2022/02/27

■【福島PCB】(2022.2.22)■オンライン学習会まとめ よくわかる現在までの経過 

~~~ここから「放射線被ばくを学習する会」さまのメール~~~

 22日のオンライン被ばく学習会「放射能付きPCB 室蘭への移動・処理を考える」は

 111名の参加で盛況でした。

 

 学習会では以下の3部構成で、北海道現地の廃炉金属ウォッチャーズの方々から

 お話しいただきました。mさんに配信していただいた動画と、資料のURLをお知らせします。

 

 3人のお話を通じて、環境省がPCB処理についても、何度も住民をだまし討ちにしてきたことが明らかになりました。今回は「超低レベル放射能汚染物」を装いながら、次には高レベル汚染物の持ち込みを狙っていることがうかがわれます。

幌延の深地層研究センターは、研究機関の終わりが近づく度に新たな研究計画が持ち出され、延長が繰り返されてきました。

 

放射能付きPCBを福島県外に持ち出す計画は、汚染度を全国に持ち出して「処分」する計画の先駆けです。今後の動きに注目していきたいと思います。

 

 第1部 大倉さん「ウォッチャーズの設立と放射能付きPCB問題の経過」

  動画 https://www.youtube.com/watch?v=vQKdZUkeczQ#t=20s  

資料 http://anti-hibaku.cocolog-nifty.com//blog/files/20220222ookura_c.pdf   

 

2部 柳田さん「放射能付きPCB 室蘭への移動・処理は何が問題か?」

動画 https://www.youtube.com/watch?v=vQKdZUkeczQ#t=30m9s 

資料 http://anti-hibaku.cocolog-nifty.com//blog/files/20220222yanagida_c.pdf  

 

 第3部 マシオン恵美香さん「今後の懸念」

  動画 https://www.youtube.com/watch?v=vQKdZUkeczQ#t=1h2m28s 

  資料 http://anti-hibaku.cocolog-nifty.com//blog/files/20220222masion2_c.pdf  

 

 質疑応答 https://www.youtube.com/watch?v=vQKdZUkeczQ#t=1h34m3s 

~~~ここまで~~~ 

★ブログ「人生万事塞翁が馬」さま がまとめて下さいました。 

https://jinryou.at.webry.info/202202/article_2.html?reload=2022-02-27T16:02:21

★ユープランさま がyoutubeにupして下さいました。

https://youtu.be/vQKdZUkeczQ

移動させないのが原則の放射能ごみを、なんで福島・室蘭間を往復させるの? 
「4Bq/cm2以下なら放射能の影響はない」って、ウソつくな! 
「4Bq/cm2以下」でも、1000Bq/kg超だった!次はもっと高レベル放射能付き
 北海道を核のごみ捨て場に?

★開催して下さった「放射線被ばくを学習する会」さま

http://anti-hibaku.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-b0db1d.html

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

★現在までのまとめを室蘭工大名誉教授 宮尾正大さまが作成して下さいました。

https://hairokinzokuwatchers.blogspot.com/2022/02/2021129pcb.html

▼こちらも重要です

茅野恒秀さん(2021.12.13)「対策地域内廃棄物に含まれる 高濃度PCB廃棄物への 政府の対応の問題点」

https://hairokinzokuwatchers.blogspot.com/2021/12/pcb-20211213.html

「バグフィルター集塵率99.9%のウソをあばく」青木一政さん

https://hairokinzokuwatchers.blogspot.com/2021/11/999.html

2021/12/28

■【PCB】毎日新聞(2021.12.27)「深海に及ぶPCB汚染 二枚貝被害「もう一つの生態系」に影響も」

深海に及ぶPCB汚染 二枚貝被害「もう一つの生態系」に影響も





天然には存在しない有害物質「ポリ塩化ビフェニール(PCB)」による深海の汚染が予想以上に広がっている。餌を食べずに生きる貝からも検出され、陸から遠く離れた海域でも見つかった。浅い海とは独立した生態系を持つ深海で今、何が起きているのか。

 海洋研究開発機構の研究チームは2019年8~9月、有害物質による汚染状況を調べるため、有人潜水調査船「しんかい6500」で相模湾・初島沖の水深約900メートルの深海底を調査した。海底から水が湧き出てミネラルが豊富な海域で、これらを栄養源にした生き物による生態系が広がる。太陽光が届き、光合成をする植物プランクトンなどが中心の浅い海の生態系からは独立した「もう一つの生態系」だ。

 湧水(ゆうすい)の周辺では、体長10センチほどの二枚貝が密集していた。自分では餌をとらず、エラにすむ細菌が作る有機物を栄養にして生きているシロウリガイの仲間だ。チームはロボットアームを使って網状のスコップで貝を採集。実験室に持ち帰って調べると、貝に含まれる脂肪分1グラムあたり平均24ナノグラムのPCBが検出された。

 PCBは人工的に合成された物質だ。水に溶けにくく、熱で分解しにくいなど化学的に安定していることから、電気機器の絶縁油など幅広く使われていた。一方、脂肪に溶けやすく、生物への毒性が高い。ヒトの体内に蓄積されると、色素沈着などの皮膚症状、関節の腫れなど多様な中毒症状を引き起こす。

 日本では1968年、製造過程でPCBが混入した食用油による食中毒事件「カネミ油症事件」が起き、患者の子や孫への健康被害も指摘されている。国内では74年に製造や輸入、使用が原則禁止された。

 だが、PCBの環境汚染は現在も続く。加えて、プラスチックごみが細かく砕けたマイクロプラスチック(MP)の表面に吸着しやすく、海洋生物がMPを誤飲することで体内に吸収される可能性も指摘される。食物連鎖を通して有害物質が蓄積する「生物濃縮」が起こり、浅い海の生き物の死骸を食べている深海生物にも蓄積されていくとされる。


 チームの生田哲朗研究員によると、餌をとらないシロウリガイの仲間は、食物連鎖による浅い海の生き物との関わりはない。にもかかわらず、貝から検出された濃度は、海洋汚染が深刻な東京湾などの浅い海の生物より1~2桁ほど低いものの、浅い海と食物連鎖でつながった深海の動物プランクトンなどと同程度か、わずかに下回る程度だった。

 シロウリガイの仲間に蓄積されたPCBは、海水にわずかに溶けた分が取り込まれたか、偶然体内に入ったMP由来と考えられるという。生田研究員は「PCBそのものやMPによる海洋汚染が深海まで及んでいる証拠だ」と話す。


 東京湾から約350キロ南下した伊豆・小笠原海域の「明神海丘(みょうじんかいきゅう)」と呼ばれる場所で、水深1200メートルの深海底から採集した二枚貝も調査したところ、PCBが検出された。

 人口の多い地域に近い初島沖の二枚貝からの検出は予想されていたもので、チームは初島沖と比較するため、汚染が検出されない場所として明神海丘を選んだつもりだった。しかも潜航時、しんかい6500に搭乗した生田研究員の窓の先には、目に見えるゴミのない「非常にきれいな」世界が広がっていただけに、検出は驚きだったという。今回の結果から、有害物質の汚染が従来の想定より広範囲に及んでいる懸念が強くなった。


東京湾から南に約350キロ、水深約1200メートルの海底「明神海丘」で、熱水噴出孔に集まる二枚貝「シンカイヒバリガイ」=海洋研究開発機構提供の動画から
 17年には英アバディーン大の研究チームが、太平洋で最も深いマリアナ海溝など1万メートルより深い超深海の海底で採集された甲殻類のヨコエビからPCBなどの有害物質を検出したと発表した。海洋生物によるMPの誤食と食物連鎖を経て、有害物質が海溝底にまで到達した可能性が指摘される。

 深海では、「海水は約2000年かけてゆっくり入れ替わる」とされる。太陽光が届かない暗黒の世界で、低温、高圧という極限環境で生物が独自の進化を遂げ、熱帯雨林にも相当する多様性があるとも言われる。

 だが、深海の生き物は成長が遅く寿命が長いため、世代交代に時間がかかる。生田研究員は「一度影響を受けると回復には長いプロセスが必要で、場合によっては一部の生物の絶滅につながる可能性もある」と警鐘を鳴らす。

 一方、今回の研究では光明が見える成果もあった。過去30年間に海洋機構の潜航調査で採集し保管していた二枚貝を、生田研究員らのチームが改めて分析したところ、10年や19年に採集された貝から検出されたPCB濃度は89年や98年のものの半分程度だった。

 PCBは90年代ごろから国際的に使用が規制されるようになっている。生田研究員は「近年の対策が汚染の低減に有効とみられ、今後も続けるべきだ。人間が簡単には行けない深海で、人間が出したゴミや有害物質による汚染が常態化している。深海の汚染分布をより詳しく調べていかなければならない」と話す。【荒木涼子】

2021/10/01

■【PCB】北海道新聞(2021.9.28)「室蘭のPCB処理2年延長 市長『25年度末以降認めぬ』国に早期完了求める方針」

 

今まで市民との話し合いを求めて申し入れするも、
環境省の説明会で市長にも質問すればいいと言われていました。

新聞記事でえんとーくのことを発言されたようですが・・・

ウォッチャーズなどが働きかけて市長も市民との話し合いは
えんとーくでいいだろうと考えたのかもしれないですが、
えんとーくで一部の市民団体に説明すればいいというような
平和な問題ではないはず。
全市民に市長が説明する必要があるくらい重要なことだと思っている。
よって、今回はえんとーくはお断りします。

■【PCB】室蘭民報(2021.9.28)「国のPCB処理延長方針 市、改めて『現行計画内』室蘭市議会委