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2021/07/03

■【ウォッチャーズ声明】(2021.7.3)室蘭市が「環境省による放射能付き PCB に関する説明会」を 申込制とし、人数制限を設けることへ反対する声明

 室蘭市が「環境省による放射能付き PCB に関する説明会」を

申込制とし、人数制限を設けることへ反対する声明


環境省の説明会を申込制にして、人数制限をすることに反対します。


コロナを理由にして、環境省や室蘭市の説明を聞きたい市民に門戸を閉ざすなどあってはならないことです。

また、意見を言いたい市民の話を聞かないことは、行政として許されません。

そもそも、青山室蘭市長も室蘭市環境部も、一貫して「環境省が説明するので説明会で聞いてほしい。詳しいことは室蘭市もわからない。」と言い続けていました。ところが、ここにきて「申込制で人数制限します」というのは、どう考えても納得できるものではありません。これは意見の封殺です。

室蘭市は自治体として、まずは自治体住民の利益や安全を守る立場に立たなければならないのであって、これが地方自治の肝心なところではないでしょうか。仮に、環境省が申込制で人数制限をすると言ったなら、室蘭市は市民の人権を守る主体として、「それはダメです。市民の声を納得するまで聞いてください。」と言わなければならないはずです。

感染リスクを回避するためというのであれば、説明会を、コロナが収まるまで延期するべきです。状況が落ち着いてから、たくさんの人の意見が聞けるような体制をとるべきでしょう。

また一方で、コロナ対策として国は、催事に際して定員の50%、上限 5000 人という基準を示しています。つまり、大きな会場を用意すれば、希望者は全員参加できるはずです。会場はどこもコロナによる利用控えでガラガラの状況にあります。コロナを理由にした申込制と人数制限は認めることはできません。

以上


2021年7月3日


原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会

共同代表  池弘美 大倉幸子 椿曜子